木彫前田工房が「RIJINDA」を海外へ
株式会社木彫前田工房は、2024年からアメリカやフランスを中心に、自社ブランド「RIJINDA」の展開を開始します。これにより、現地のギフトショップを通じた販売が実現されます。海外市場へ進出するにあたり、安全かつシンプルな販売方法を模索していました。
輸出時の配送問題や各国の規制への対応は大きな課題でしたが、越境ECプラットフォーム「ZenPlus」を導入したことでこれらの悩みが解消される見込みです。ZenPlusは、初期費用や月額費用が不要で、商品販売時のみ手数料が発生するモデルです。この仕組みを利用することで、リスクを抑えながら商品を世界中に届ける環境が整いました。
さらに、ZenPlusは海外の顧客とのコミュニケーションや問い合わせへの対応、輸出手続き、発送業務なども代行します。これにより、木彫前田工房は本来の製品製造に集中できる体制が構築されました。
海外市場への拡大計画
木彫前田工房は今後、アメリカやヨーロッパ市場でのさらなる拡大を目指します。「RIJINDA」の製品は、アメリカやフランス、スペインにおいて高い評判を得ており、ブランド認知の向上が期待されています。また、現地の小売店にシンプルなショップカードを設置する計画も進行中です。このショップカードには店舗のロゴとQRコードが含まれ、QRコードをスマートフォンで読み取ることで、ZenPlus上の商品情報ページへアクセスし、すぐに購入可能になります。
ショップカードは、標準名刺サイズ(55mm×91mm)での設計のため、持ち運びやすさが魅力です。商品購入時に渡されるほか、店舗内に展示されることで顧客が自由に持ち帰ることも可能です。これにより、顧客は実店舗で取り扱っていない商品も、ZenPlusを通じて簡単に購入できるようになります。
代表取締役のコメント
木彫前田工房の代表取締役、前田氏は次のように語っています。「私たちの『RIJINDA』は、日本の伝統技術を基にした木製品です。海外市場でも非常に高く評価されています。ZenPlusの導入によって、輸出手続きや配送の複雑な課題を解決し、製造に集中できる環境が整いました。今後はより多くのお客様に『RIJINDA』の魅力を届けていく所存です。特にショップカードを活用することで、未取り扱いの商品も簡単に手に入れていただける仕組みを整えています。」
ZenPlusのサービス概要
ZenGroup株式会社が運営する「ZenPlus」は、越境ECモールとして2016年に設立されました。設立から7年で3,000社以上が利用する実績を持つプラットフォームです。主な特徴は、出店後すぐに販売開始が可能で、初期費用や固定費が一切かからない点です。
また、日本語だけで簡単に利用できるため、事業者は言語の壁を気にすることなく、海外市場にアプローチできます。ZenPlusは、商品の出品から販売、配送に至るまでのサポートを全面的に行い、クリアな手続きやリスク軽減も実現していることが魅力です。
今後、木彫前田工房とZenPlusの協力により、「RIJINDA」のブランドはさらなる飛躍を遂げることでしょう。