国際経済オリンピックへの協賛を通じた次世代育成の取り組み

農林中金バリューインベストメンツ株式会社（以降「NVIC」）は、認定NPO法人金融知力普及協会（以下「金知協会」）がサポートする国際経済オリンピック2025年大会に、昨年に引き続き協賛したことを発表しました。2025年7月20日から29日まで、アゼルバイジャンにて開催されるこの大会は、若者に経済と投資の理解を深める貴重な機会を提供します。

国際経済オリンピックとは？

国際経済オリンピック（IEO）は、2018年に始まった比較的新しい国際大会であり、世界中の中学生・高校生を対象にした経済に関する知識と技能を競う場です。金知協会はこの大会の日本代表選定機関として認定されており、将来のリーダーに対して価値ある経験を提供しています。

協賛の意義

NVICの協賛に背景には、同社が掲げる「価値に基づく資本配分を通じた経世済民の実現」という理念があります。これに基づき、投資家、投資先、そして社会への価値提供を大切にしています。特に、社会への価値提供は、次世代の人材育成を通じて実現を目指しています。「人材育成こそ最良の長期投資である」という信念のもと、日本における金融教育の普及に努めてきました。

教育への取り組み

NVICは、過去10年間にわたり、大学生、高校生、中学生に対する金融教育に取り組んできました。2014年度から、京都大学では「企業価値創造と評価」という寄附講義を開設し、リアルなビジネスの現場からの視点で学生に金融の基礎を教えています。

高校生向けには、2022年度から家庭科の授業で金融教育が必修化されるのに伴い、ARROWS社と提携し、金融教材を開発・提供しています。無償で全国の高校に提供しており、出前授業も行っています。また、中学生向けには、洛南高等学校附属中学校などで講演会を実施し、若年層の金融知識向上を図っています。

日本の未来を支える次世代人材

NVICの協賛によって、投資金融に関する知識を持った次世代の人材が育成され、彼らが価値を理解し、自ら行動できるようになることを目指しています。この取り組みは、企業だけでなく、社会全体の価値増大へとつながる重要なステップです。

NVICの紹介

農林中金バリューインベストメンツは、農林中金グループの一員として、長期厳選投資を行うパイオニアです。設立から今に至るまで、短期的な取引ではなく、企業の株式を長期的に保有するスタンスを貫いています。また、投資信託や金融教育に関する取り組みも行っており、数々の受賞歴を持つ信頼の置ける企業です。

詳しい情報は、NVICの公式ウェブサイトをご覧ください。また、金融知力普及協会の取り組みについては、金知協会のウェブサイトにて見ることができます。

こうした地道な努力を通じて、将来の経済を担う若者たちが、経済的な自立を果たし、社会に貢献できることを目指しています。金融知識を持つことで未来の選択肢が広がり、豊かな人生を送る手助けとなるでしょう。これからもNVICは、次世代育成に向けた取り組みを続けていきます。