子どもたちに牛乳の魅力を伝えるオンライン牧場体験
協同乳業株式会社は、JA全農と共同で酪農業と牛乳の魅力を広める「酪農の輪プロジェクト」を進めています。その一環として、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンの施設に対し、オンラインでの牧場体験を実施しました。このイベントは、入院中の子どもたちとその家族を対象に、8月21日に開催されました。
このオンライン牧場体験では、北海道の山岸牧場から山岸利明さんとその娘、北出愛さんが参加しました。事前に牛の餌や牛ふん堆肥などの教材を届け、参加者は自宅にいながら牧場の“匂い”を体感しつつ、搾乳や給餌、糞尿処理に関する解説を受けました。参加した子どもたちは、牧場のリアルな生活について学ぶ貴重な機会となりました。
参加者からは次々と質問が飛び交い、「うんちはなんで濃い色をしているの?」や「牛さんのごはんは牧草やトウモロコシなのになんでそんなに大きくなるの?」など、好奇心旺盛な反応が見られました。また、「緊張したけど毎日飲んでいる牛乳のことを学べて勉強になった」という感想や、「牛乳大好きです!」との嬉しい声も寄せられました。オンライン体験を通じて、牛乳や乳製品への関心と愛着が一層深まった様子です。
協同乳業の取り組みとは
協同乳業は1953年に長野県で創業し、「酪農と乳業の共生」を企業理念として掲げています。2022年には全農グループの一員となり、新しい形の酪農事業を展開しています。酪農家が毎日搾る新鮮な生乳を使用し、美味しさを追求するだけでなく、生産技術の向上や研究開発にも力を入れています。その結果、長年愛され続けている商品の数々が生まれています。
長野県に本社を持つ協同乳業は、社員獣医師が酪農家を支える取り組みを行っており、良質な乳製品の生産に寄与しています。こうした背景があるからこそ、協同乳業は「メイトー」や「農協」といったブランドを通じて、消費者からの信頼を得ているのです。
今回のオンライン牧場体験を通じて、協同乳業とJA全農は、牛乳の消費拡大だけでなく、酪農家と消費者の新しいつながりを築き上げています。今後もこのようなイベントを通じて、子どもたちに酪農の文化や牛乳の重要性を伝えていくことでしょう。
企業情報
協同乳業株式会社は、0953年に設立された企業で、長年にわたり日本の酪農業を支えてきました。現在は、消費者とのつながりを大切にし、生産者と一体となった事業の展開を目指しています。詳細は
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