和歌山県上富田町では、町の象徴的な木であるヤマモモの収穫シーズンが到来しました。特に今年は豊作が期待されており、多くの人々にその美味しさを届ける準備が進んでいます。
昨年は不作であったため、今年ばかりは多くの実がついているとの嬉しい報告が届いています。この美味しい果実を収穫するためのボランティアが、地域ブランド「Kumano Berry」によって受け入れられていることをご存知でしょうか?ボランティア参加者は、ヤマモモを通じて地域の人々と交流することができ、懇親会で楽しい時間を共に過ごすこともできます。特に県外や大学生からの参加が増えており、地域の活力を感じる瞬間でもあります。
ボランティアの募集は、6月16日から27日の期間で行われています。興味のある方は、Kumano Berryの公式SNSや電話で申し込むことができますのでぜひご参加ください。
また、収穫されたヤマモモの販売は、6月19日から開始されます。購入できる場所は、JR朝来駅にある「口熊野かみとんだ観光案内所」や、上富田町内の「山桃選別作業場」などです。販売時間は午前10時から午後4時までとなっています。
Kumano Berryは、「素人がゼロから始めたヤマモモ事業」として2019年にスタートし、今年で5年目を迎えました。彼らの地道な活動の結果、ヤマモモの品質が評価され、地域の小中学校の給食メニューにも取り入れられ、さらには東京・銀座の名店「銀座レカン」のデザートでも使われるようになっています。これは一重に、地元の人々の情熱と努力の賜物です。
さらに、地元の人気飲食店「choux」や「kokage」と連携して、家庭でも楽しめるヤマモモを使ったレシピを開発しています。これにより、地域の食文化もより豊かになり、ヤマモモの新たな魅力が引き出されています。
Kumano Berryは、今後も地域とのつながりを大切にしながら、ヤマモモを通じた新たな価値創出を目指します。私たちの町の豊かな自然の恵みを享受し、新しい体験を通じて地域を盛り上げていきましょう。
ぜひ、収穫ボランティアに参加して、ヤマモモの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。皆さんの参加をお待ちしております。そして、収穫された美味しいヤマモモを味わいに、ぜひ販売場所にもお立ち寄りください。新鮮で美しいヤマモモがあなたを待っています。
詳細については、Kumano Berryの公式ウェブサイトやSNSをご覧ください。これから迎えるヤマモモの豊作を一緒に楽しみましょう!