CIAOPANIC TYPYが取り組む「PASSTO」プロジェクト
ファッション業界が環境問題に直面する中、CIAOPANIC TYPYが新たに始める取り組みが注目を集めています。株式会社ECOMMITとの協力により、2025年4月26日から全国20店舗で「PASSTO(パスト)」プロジェクトが始動します。このプロジェクトは「捨てない社会をかなえる」をテーマに展開され、不要になった衣類を回収し、リユースやリサイクルを通じて次の人へつなげるものです。
ECOMMITとは?
ECOMMITは、鹿児島県薩摩川内市に本社を構える循環商社で、不要品の回収や選別、再流通のインフラを構築しています。「資源循環サービス」を運営し、家庭から出る不要品を次の利用者に渡すための環境を整備しています。具体的には、回収した衣類をリユースできるものは次の人に渡し、リユースが難しいものは再生素材や繊維に変換することで無駄を減らします。
PASSTOプロジェクトの特色
「PASSTO」は「次の人に渡す」という意味を持ち、地域に密着した回収ステーションとして機能します。全国20店舗での衣類回収を通じて、ユーザーは自分が大切にしていた服をただ捨てるのではなく、新たなサイクルの一部として活用することができます。この取り組みに参加すると、店舗で使用できるクーポンチケットが手に入る特典も用意されており、利用者にとっても魅力的です。
どのようなアイテムが対象か
回収対象となるアイテムには、衣類やファッション雑貨が含まれます。具体的には、子供服やアウター、ファッション小物など、さまざまなものが対象です。逆に、穴が空いている衣類や汚れたものは受け付けられないので注意が必要です。
スタッフからのストーリー
さらに、PASSTOでは「The Story of PASSTO」として、スタッフが大切にしていた服とのエピソードを発信することで、循環の重要性を感情的に訴える活動も予定しています。初回はカメイドロック店のスタッフによるストーリーが公開される予定で、Instagramを通じてフォロワーに共有されます。
環境問題への意識
CIAOPANIC TYPYを運営する株式会社パルは、長年にわたりファッションで人々に笑顔を届けてきましたが、環境問題解決に向けた取り組みも企業としての責任と捉えています。このプロジェクトは、その一環であり、消費者に対してもエコ意識を高める機会を提供しています。今後、CIAOPANIC TYPY店舗では、ファッションアイテムが次の未来へとつながる循環のきっかけをつくることを願っています。
最後に
「PASSTO」は、あなたの暮らしの中に新しい選択肢を提供します。衣類をただ捨てるのではなく、次の人へ受け渡すことで、持続可能な生活の実現に貢献してみませんか?これからのファッションの在り方、そして社会の未来を形作るために、一緒に行動しましょう。