現場帳票システム「i-Reporter」と富士フイルムの連携機能がスタート
株式会社シムトップスは、業務のDXを支援する富士フイルムビジネスイノベーションのクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」と、現場帳票システム「i-Reporter」の無償連携機能を開始したことを発表しました。この連携により、現場で記録した情報の管理、保管、共有がさらに効率的に行えるようになります。
i-ReporterとFUJIFILM IWproの連携機能とは
この新しい連携機能は、i-Reporterで作成した様々な帳票を、自動でFUJIFILM IWproの文書管理システムに登録します。作成された帳票には、顧客名や製品名といった情報が含まれており、それに基づいて適切なフォルダーに仕分けられます。情報が整理されていない場合でも、新しいフォルダーを自動作成して登録されるため、情報管理が一層スムーズになります。
ユースケース
- - 作業効率化: 多くの作業工程で発生する帳票の集約・管理は、これまでは多大な工数がかかっていました。i-Reporterを使えば、現場の日報だけでなく、設計部門の図面や営業部門の書類も一元管理でき、効率的に顧客情報を集約することができます。
- - 迅速な情報取得: 監査や品質問題が生じた際、過去の帳票を検索する必要がありますが、FUJIFILM IWproを通じて顧客名や製品名、記録日などの条件を入力することで、必要なデータを瞬時に見つけ出すことが可能になります。
FUJIFILM IWproとは
FUJIFILM IWproは、業務のデジタル化を円滑に進めるための多機能なクラウドサービスです。文書の自動取り込みや仕分け、データ共有、セキュリティ機能が統合されており、あらゆる業務プロセスを一括管理できる特徴があります。今後もシムトップスとの連携を強化し、顧客のビジネス効果を向上させるための取り組みを続けるとのことです。
代表者のコメント
FUJIFILMビジネスイノベーション株式会社の部長、瀧澤基氏は、連携開始を強く歓迎し、これにより現場の帳票が業務プロセスと自動で繋がることで、情報の管理がさらに効率化されることを期待しています。顧客の成功体験を増やすために、今後もさまざまなソリューションへの挑戦が続くと言います。
i-Reporterの特長
i-Reporterは、業界で実績のある現場帳票システムです。4000社以上、20万人以上のユーザーに支持されているこのシステムは、紙の帳票をそのままデジタル化でき、操作も容易です。ノーコードでの電子帳票作成が可能で、プログラミングの知識は必要ありません。これにより、入力量の削減や人為的ミスの軽減が期待できます。
さらに充実した機能
- - リアルタイムデジタル化: 現場から即座にデジタルデータ化されることで、情報の利用が迅速に行えます。
- - エビデンスの取得: データを正確に取り込み、高いトレーサビリティを実現しています。
- - 音声入力: ハンズフリーで作業を行いながら、データ入力が可能となります。さらに、AI解析により、データの利用が広がっていきます。
今後もシムトップスと富士フイルムビジネスイノベーションは、デジタル業務形態を進化させることを目指して、より良いサービスを提供していく予定です。