藤原麻里菜が語る「無駄づくり」の魅力
2025年5月31日、アーティストであり発明家の藤原麻里菜さんが「無駄づくりから見る『衝動と創作』」というテーマで神戸学校に登壇します。このイベントは、フェリシモが主催する月に一度のメッセージライブで、神戸の地を拠点とする多くの方々が集う場です。
無駄づくりとは、実用性や価値を考えず、ひたすらに思いつきで物を作ることを指します。藤原さんはこのテーマを深堀りし、彼女自身の300以上もの発明品を通じて知見を共有します。神戸学校は、参加者に何かを学び取る場であり、藤原さんの創作活動はその体験をより豊かなものにするでしょう。
唯一無二の発明家、藤原麻里菜さん
藤原さんは、2013年にYouTubeチャンネル「無駄づくり」を開設し、そのユニークな発想は瞬く間に注目を集めました。その後、2016年にはYouTube NextUpに入賞、2019年には台湾で初の個展を開催し、25,000人以上の来場者を記録するなど、着実に実績を積み重ねています。2021年にはForbesが選出した「世界を変える30歳未満の30人」の一人にも選ばれるなど、その影響力は国内外へと広がっています。
藤原さんが生み出す発明品は、日常生活の中で見落とされがちな「無駄」を活かしたものばかりです。「インスタ映え台無しマシーン」や「オンライン飲み会緊急脱出マシーン」といったユーモアに溢れる発明品は、人々の笑いを誘い、同時に創作の楽しさを教えてくれます。彼女は、無駄とされるものにこそ、特別な価値があると信じています。
講演で学べること
藤原さんの講演では、制作時の背景や具体的なプロセスについても触れられる予定です。創作活動が持つ「無駄」がどのようにプラスに働くのか、彼女自身の経験を交えながら語られます。無駄に思えるアイデアの重要性や、これらがどのようにクリエイティブな発想につながるのか、参加者は新たなインスピレーションを得られることでしょう。普段から創作活動に取り組んでいる方や、何か新しい視点を求める方にとっても、有意義な時間となることでしょう。
イベントは、神戸市中央区のStage Felissimoで開催され、リアルな会場に加え、オンラインでも参加が可能です。参加者は自由席で、参加料は一般1,200円、学生や複数申し込みの場合は1,000円。オンライン参加は500円で、リアルタイム視聴や見逃し配信も選べます。また、参加料の一部はあしなが育英会に寄付され、震災遺児の心のケアに役立てられます。
これからの創作活動に悩んでいる方や、新たな挑戦を考えている方には特におすすめのこの講演。藤原麻里菜さんの独自の視点が、多くの人々の心を動かすこと間違いなしです。
参加方法や詳細
講演会参加には事前申し込みが必要です。詳細や申し込みはフェリシモのウェブサイトを確認してください。神戸学校は、今後も様々なイベントを通じて、人々の暮らしや考えに影響を与えることを目指しています。参加者一人一人がこの貴重な体験をもとに創造的な生活を送れるよう、心より願っています。