こうのす共生病院が再生医療を導入し、膝関節症治療に新たな選択肢を提供
近年、膝の痛みに悩む方はますます増えています。特に、変形性膝関節症は高齢者だけでなく、若い世代にも影響を及ぼしています。そうした状況の中で、こうのす共生病院では2022年から再生医療を導入し、新たな治療法を地域医療に提供しています。
専門外来の設置
2025年8月には、膝関節の症状を専門に扱う外来が新設され、再生医療に関する診療や情報提供が行われています。この専門外来では、患者さんの個々の状態に応じた治療方針が検討され、最適な治療が提案されます。再生医療は、患者様自身の組織(脂肪や血液成分)を用いて膝の状態を改善することを目指しています。
診療実績と安全性の確保
導入以来、2025年8月までに299名の患者が再生医療の診療を受けており、件数も増加しています。また、すべての治療は厚生労働省が定める「再生医療等安全性確保法」に基づき、認可された体制の中で行われており、安全性と倫理性に最大限配慮されています。
治療の流れ
診療の流れは以下のように進行します:
1.
専門外来での診察(予約制):担当医が症状や希望を聞き取り、治療方針を提案します。
2.
検査・評価:治療適応の確認のための画像検査や血液検査を実施します。
3.
治療内容の説明と同意:患者様に再生医療の内容を詳しく説明した後、理解と同意を得て治療を行います。
4.
治療後の経過観察:治療後も定期的に診察を行い、経過を観察します。
診療メニューと料金
こうのす共生病院での再生医療は自由診療となるため、保険の対象外です。また、以下の治療メニューがあります(すべて税込):
- - PRP療法:79,800円
- - MFAT療法:650,000円
- - SVF療法:800,000円
症状や膝の状態に応じて、医師が治療法を判断します。
患者様へのメッセージ
院長の織田徹也医師は、「膝の痛みを抱える方が増える中で、再生医療は患者様自身の力を活かせる治療法として注目されています。専門外来を通して、患者様一人ひとりに寄り添った医療を目指しています」と話します。地域の皆様が日常生活を快適に送れるよう、専門的な医療だけでなく、信頼と安心を届けることが私たちの使命です。
こうのす共生病院では、再生医療が地域の皆様に「自分らしく動ける日常」を取り戻す手助けになることを期待しています。まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせ
お問合せはこうのす共生病院広報室まで。