鈴木康広の世界に触れる大規模個展が二子玉川で開催！

東京初となる鈴木康広展

2024年7月20日、東京・二子玉川ライズスタジオ & ホールにおいて、話題のアーティスト鈴木康広の初となる大規模個展『鈴木康広展ただ今、発見しています。』が遂に幕を開けました。この展覧会では、鈴木が日々の生活の中から発見した小さな気付きや独自の視点をもとにした新作を含む約50点のアート作品を展示しています。

鈴木康広のアートと発見のコンセプト

鈴木康広は、1979年生まれのアーティストで、身の周りの何気ないものごとに焦点を当て、それを新たな魅力と視点で表現することで知られています。今回の展覧会では、代表作である《まばたきの葉》や新作の《小さな発見機》など、観客とのインタラクションを大切にした体験型の作品が多く展示されています。

体験型作品の魅力

例えば、《まばたきの葉》では、葉っぱの形をした紙に印刷された目が目を開けたり閉じたりする様子が観客の目の前で展開されます。また、観客が自ら目の絵を描く体験コーナーもあり、描いた目が会場内で舞い上がる光景は、参加者にとって新たな発見を促します。

さらに、《発見の足跡》や《足元の展望台》など、様々な体験型作品が用意されており、子供から大人まで幅広い世代が楽しむことができる内容になっています。スタッフが作品の解説をすることで、観覧者の気付きや理解を深めるサポートも行っています。

夏休みの自由研究にぴったり

本展覧会は、特に夏休みの時期に開催されており、工作や自由研究のヒントを得るには最適な場所です。自分の視点を広げ、新しい発見を楽しむ体験は、観覧者の創造性を刺激します。

新作《小さな発見機》の魅力

本展の目玉、新作の《小さな発見機》は、日々の中での「発見」をテーマにした作品です。この作品は、新幹線の発券機から発想を得て、体験者が発見した日付と時刻が印刷されたオリジナルチケットを持ち帰ることができるユニークな体験を提供します。参加者は、自身だけの「発見」を記録したチケットを手にし、特別な思い出として持ち帰ることができます。なお、この体験には別途料金（400円）が必要です。