熊本Virex、地域に誇りをもたらす挑戦
熊本県八代市を本拠地とする男子バレーボールチーム、熊本Virexが、新たなスローガン「八代を、V代へ。」を掲げて、地域活性化に向けて力強いスタートを切っている。このスローガンは、八代市の愛称「やっちろ」と、勝利を意味する「Victory」とバレーボールの「V」を重ねたもので、地域の誇りとともにVリーグ参入を目指す意欲を表現している。
チームのGM(ゼネラルマネージャー)は、鎮西高校出身の元Vリーガーで「小さな巨人」として知られる早瀬省吾氏。彼の指導の下、熊本Virexは2024年10月の発足以来、活発に活動を展開しており、トライアウトや公式戦への参加はもちろん、地元企業との協賛活動にも力を入れている。これにより、地域のファンとの絆を深め、Vリーグ参入に向けた機運が高まっている。
初優勝の栄光
2023年5月18日、熊本Virexは「全日本6人制バレーボールクラブカップ男女選手権大会 熊本県予選会」に出場し、全試合勝利を収めて初優勝。その結果、全国大会への出場権を獲得した。この快挙は、チームの創設からわずか1年で達成されたものであり、将来のVリーグ参入に向けた大きな一歩となった。
キャプテンの長嶋郁弥選手は、「この優勝はチーム全員の努力の賜物であり、新たなスローガンを胸に全国大会でも熊本Virexらしいプレーを展開し、地域に明るいニュースを届けたい」と熱い思いを語っている。チームの今後の活動に期待が寄せられる。
地域とともに歩む未来へ
熊本Virexの活動は単に試合の結果だけでなく、地域との連携やファンの支援を重要視している。地域のバレーボール教室とも連携し、次世代の選手育成や地域振興に寄与する姿勢は、多くのサポーターからも支持を集めている。チームは「八代を、V代へ。」というスローガンのもと、目指す未来を切り開く意志を持っている。
公式HPやSNSを通じて、熊本Virexの最新の情報や今後の大会スケジュールも確認できるため、ファンの皆さんはぜひチェックしてほしい。今後の試合での熱い応援も忘れずに!
公式HP |
公式SNSInstagram
早瀬省吾GMのプロフィール
早瀬省吾氏は1990年生まれ。長いキャリアを持つ彼は、複数の年代代表に選出されるなど、若い頃からその才能を示してきた。大学在学中にVリーグへ入り、キャリアの終焉を迎えた後もBM補佐として熊本Virexの強化に尽力し、GMとして新たな道を切り開いている。彼のビジョンには熊本の地元愛が色濃く表れており、選手たちと共に更なる飛躍を目指す。
今後の熊本Virexの成長と共に、地域全体が一つになり、Vリーグ参入への道を進んでいくことに期待が高まる。皆さんもチームの活動に目を向け、応援を続けてほしい。