株式会社esaがJETROの気候テックプログラムに選出!
株式会社esa(イーサ)は、プラスチックリサイクルを主軸にした環境事業を展開しており、日本貿易振興機構(JETRO)が主催する「J-StarX Global Growth for Climate Tech in Europe」に採択されました。このプログラムは、日本からのスタートアップが欧州市場に進出するための支援を目指しています。
気候変動と密接に関連するビジネス機会
近年、気候変動への取り組みが重要な課題として認識されており、特に欧州ではその技術と政策が特に進んでいます。今回の「J-StarX」は、再生可能エネルギーや循環経済など、幅広い気候テック分野のスタートアップを対象にしており、esaの「esa method」がこのプログラムの理念と合致しています。この革新的な技術により、再利用が難しかった複合プラスチックを円滑にリサイクルすることができます。
プログラムの内容と目的
「J-StarX」で提供されるのは、専門的なメンタリングと欧州の気候テックエコシステムへの直接的なアクセスです。具体的には、Climate KICという気候イノベーション機関と連携し、約60時間にわたる1対1のメンタリングや欧州の主要イベントへの参加機会が提供されます。これにより、esaはグローバルなネットワークを構築し、実践的な知識を得ることが可能になります。
プログラムは2025年から2026年にかけて実施され、キックオフセッション後の経過期間に渡り、市場参入や資金調達に関する指導を受けることができます。特に、Slush(ヘルシンキ)やClimate Technology Show(ロンドン)など、著名なイベントでのビジネス機会を得ることが期待されています。
海外市場に向けた戦略
esaは、複合プラスチックのリサイクル技術を基にした事業モデルの最適化に取り組んでいます。この技術は、CO₂排出の削減を含む持続可能な製品開発に寄与し、国外市場への展開を強化しています。今後も、欧州市場に精通した専門人材が率いる体制で、規制や政策に基づいた技術の最適化を行う予定です。
代表取締役のビジョン
代表取締役の黒川周子氏は、「J-StarXに選出されたことを大変光栄に思います。我々の技術は、循環型経済の実現に向けて不可欠なものであり、欧州の先進的なネットワークを通じてさらなる技術の発展を目指します」とコメントしています。これは、持続可能な社会を築くための重要なステップであると同時に、世界中のパートナーとの協業を加速するきっかけとなるでしょう。
会社概要
株式会社esaは、複合プラスチックをリサイクル可能にするための独自技術【esa method】を中心に、コンサルティングや研究開発を行っています。2022年に設立されたこの企業は、CO2排出削減とコスト効率を両立させながら、再生プラスチックの加工・販売を行い、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献しています。詳しくは
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