クラウド環境の運用をサポートするKyndryl Developer Servicesの登場
最近、キンドリルジャパン株式会社が新たに発表した『Kyndryl Developer Services』が注目を集めています。このサービスは、日本の企業向けに、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を活用したクラウド環境の設計、構築、運用を一貫して支援することを目的としています。特にあらゆるビジネスにおいてデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速が求められる中で、このサービスは迅速かつ安全に始められることから、多くの企業にとって大きな助けとなるでしょう。
Kyndryl Developer Servicesの主要な特長
Kyndryl Developer Servicesは、クラウド環境の構築や運用を円滑に進めるための三つの特長を持っています。まず一つ目は、開発者向けのDevOpsポータルです。このポータルを利用することで、開発者は複雑なITインフラの知識がなくても、必要な要件を選択するだけで簡単にクラウド環境を構築できます。また、自動化を活用することで手間を軽減し、開発者は本来の業務により集中できるようになります。これにより、開発業務の効率化が図られ、全体の作業効率が向上すると期待されています。
二つ目の特長は、設計済みの構成テンプレートの提供です。Kyndrylは、国内外の経験を元に作成された質の高い標準テンプレートを利用でき、これがAWSが提供している金融リファレンスアーキテクチャー日本版を基に設計されています。金融業界におけるセキュリティや可用性のベストプラクティスを取り入れたこれらのテンプレートを用いることで、ITインフラの標準化を進め、システム全体の効率化にも貢献します。
三つ目の特長は、マネージドサービスです。Kyndrylは、クラウド環境の運用支援についての専門性を持つエンジニアチームが、DevOpsポータルやテンプレートの効果的な利用をサポートします。このマネージドサービスにより、技術的な課題に直面することなく、企業はAWSのIT資源を最大限に活かすことが可能となります。キンドリルはAWSとの戦略的パートナーシップを生かし、ミッションクリティカルなシステムの運用において30年以上の経験を持ち、その強みを活かしてハイブリッドおよびマルチクラウドのサービスを推進しています。
まとめ
Kyndryl Developer Servicesは、企業のクラウド利用をスムーズにするための包括的な支援を提供するプラットフォームとして期待されています。すでにさまざまなクラウドサービスが展開されており、問い合わせ対応や運用作業の支援も行います。このような新サービスの登場により、企業は今後ますます早く、そして効率的にクラウドを利用したビジネス環境の構築が可能となるでしょう。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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キンドリルジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 43階
- 電話番号
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03-6737-0000