藤本美貴さんが語る「ミキティ語録」の魅力と生活への活かし方
先日、株式会社CCCメディアハウスが主催した藤本美貴さんの書籍『ミキティ語録 前しか見ない』の発売記念トークショーが行われ、会場は藤本さんのファンで賑わいました。
トークショーの内容と藤本美貴さんの言葉
本書は、YouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」での人生相談企画からインスパイアを受けた105の言葉で構成されており、読者に向けて、前向きな生き方を提案しています。藤本さんは「この本が皆さんの前に進むきっかけになってくれたら嬉しい」と語り、イベントの冒頭から参加者の心をつかみました。
ゲストとして呼ばれていた中村仁美さんは、藤本さんの本を一気に読み切り、成人式で1人1冊配るべきだと太鼓判を押しました。彼女は「社会に出る前にこの本を読んでいれば、経済がより豊かになる」と真剣に発言。社会的な価値を持つ内容に、参加者も頷く場面が多く見受けられました。
子育てや夫婦についての考え方
トークショーでは、本書の中からいくつかの「ミキティ語」を取り上げ、藤本さん自身の子育てに関する考えも披露されました。言葉の中に「子どもがいても夫婦喧嘩はします」というフレーズがあり、藤本さんは「私は夫婦の衝突を隠す必要はないと思っています」と語りました。これは、子どもたちにとっても重要な教訓であり、彼らが感情や状況を理解する助けになると感じています。
中村さんは自身の経験を交えつつ、意外にも夫婦喧嘩をすることが子どもにとってプラスであることを語り、会場は和やかな雰囲気に包まれました。「子どもたちも状況を感じ取るため、大人は言葉を選ぶことも大事」という意見には、多くの参加者が共感の声を上げました。
家事に関する意見交換
イベントは、家事ランキングの発表から始まり、藤本さんは「料理や食器洗いは避けられない。でもアイロンがけについては、しわ加工と思っている」とユーモアを交えながら語りました。家庭内での協力についても、藤本さんは「夫が家事をするには褒めることが大切」とアドバイスを送っていました。
読者とのインタラクション
トークショーの後半は、来場者との人生相談コーナーがあり、参加者からの質問に対して藤本さんと中村さんが回答。結婚生活や育児においてのコミュニケーションの重要性や、相手を思いやる気持ちが必要であるというメッセージが印象的でした。
最後に
藤本さんは、「辛い時や悩んだ時にも、本書を手にとって、自分の思う“前”に進んでほしい」と締めくくり、参加者一人ひとりに感謝の気持ちを伝えました。その後のサイン会においても、藤本さんは参加者に丁寧に応え、心温まる交流が続きました。
このトークショーを通じて、藤本美貴さんの生き方や考え方、そしてその根底にある親しみやすさや前向きさが皆の心に響いたことは間違いありません。参加者たちは、彼女の言葉を胸に日々を歩んでいくことでしょう。溢れんばかりのエネルギーと愛に満ちたイベントでした。