TalentX、採用管理の革新を推進
株式会社TalentXが2025年1月に導入したオートメーション機能は、過去に接点を持った候補者への適切なアプローチを自動化することを目指しています。これにより、採用活動の効率が飛躍的に向上し、企業は積極的に人材を獲得できるようになります。
日本の労働市場の現状
日本の労働人口は約6,925万人ですが、年間の転職者は328万人と少なく、転職意向者数は2023年に初めて1,007万人を超えました。これにより、いかにして企業が転職潜在層にアプローチし、他社に差をつけて人材を獲得するかが大きな課題となっています。
この現状を受けて、TalentXは転職潜在層にアピールし、良好な関係を築く「タレントプール」の価値を訴えています。しかし、適切なタイミングでのアプローチ方法や運用の工数が多くの企業にとっての課題です。新たに加わるオートメーション機能がその解決策として期待されています。
オートメーション機能の仕組み
オートメーション機能では、引き続き「HOTフラグ機能」が採用され、求職者の転職意向が顕在化するタイミングをAIによって自動で検知します。この情報をもとに、候補者のデータに基づきパーソナライズされたメッセージが自動的に配信されます。
具体的には、元社員であるエンジニアが自社の採用ページを訪れた場合、関連のインタビュー記事や面談案内が自動で送信される仕組みです。この機能により、定型業務の効率化を図るとともに、高い興味を持つ候補者に対して最適なタイミングでアプローチできます。
AI X Lab.の設立背景
TalentXは、労働市場の変化に対応するために新組織「AI X Lab.」を設立しました。この組織では、AIと自動化を駆使し、優秀な人材を獲得するための新たな機能開発や研究を行っています。451名の企業への導入実績を持つTalentXは、今後も更なる技術革新を進めていく姿勢を見せています。
代表取締役社長のメッセージ
鈴木貴史社長は、「AIと自動化の導入による採用活動の変革は、企業と求職者のマッチングをより本質的に実現するために必要だ」と述べています。オートメーション機能は質の高いアプローチを自動で行い、効率的な採用活動を可能にします。これからもTalentXはHRの歴史を変える挑戦を続けていきます。
会社概要
- - 社名: 株式会社TalentX
- - 所在地: 東京都新宿区神楽坂4-8神楽坂プラザビルG階
- - 設立: 2018年
- - 資本金: 8億6,750万4,198円
- - 公式ウェブサイト: TalentX
- - MyTalentサービスサイト: MyTalent