Fumiya氏の食育プロジェクト
2022-05-26 11:26:14

フィリピン発、Fumiya氏が食育で社会課題に挑む新たな取り組み

フィリピン発、食育によるNCDs問題解決に向けた取り組み



フィリピンでは、医療費が高騰していることから、特に低所得層は十分な治療を受けられず、健康問題が生活に直接的な影響を与えています。このような背景の中で、フィリピンで特に名の知れた日本人インフルエンサー、Fumiya氏が新たなプロジェクトに乗り出します。彼は、食育を通じて国民の健康意識を高め、非感染性疾患(NCDs)の予防を目指すNPO法人と手を組みました。

背景と目的



フィリピンでは、高額な医療費のため、社会保険や民間保険の保障は貧弱で、特に貯蓄のない家庭は病気になったときに多大な経済的困難に直面します。この問題は子どもたちにまで波及し、将来的に貧困が連鎖する要因ともなります。そこで、フィリピン・マニラで健康的で栄養価の高い食事の提供を実践しているUNIQUEASE Corporationと連携し、食育研修事業を通じて具体的な解決策を模索しています。

これまでの活動では、現地の貧困層や中間層を対象に、糖尿病や心疾患などの予防レシピや健康的な調理方法を訓練してきました。この成果として、延べ2000名以上が健康的な食事の重要性を認識するに至っています。しかし、若年層は特に健康の重要性に関心を示さず、十分な情報もないため、これまでの学びを活かすことができていません。

Fumiya氏との協力



このような状況を受けて、Fumiya氏が自身のSNSを通じた食育アカウント「健康的なおいしい料理」を開設。彼の影響力を活かし、フィリピンの若者向けに実践的な料理動画を月に2回投稿します。これにより、食事による健康の維持や簡単なレシピが紹介され、視聴者が実生活に取り入れやすい内容となっています。

Fumiya氏は、「フィリピンの人々がより楽しく健康な生活を送れるように、食への意識を変えていくことがこのプロジェクトの目的です」と述べ、食育の効果を広めることに尽力しています。

SNSを活用した新たな挑戦



フィリピンではSNS利用が盛んで、特に若い世代にはFacebookやYouTubeを通じて情報が迅速に拡散されます。Fumiya氏は、単に知識を提供するだけでなく、視聴者が実際に調理する際のイメージを持ちやすくするための工夫を凝らしています。視聴者には自ら作った料理の投稿を呼びかけ、コミュニティの形成も促していきます。

事業の進展と成果



開始から約2週間で、プロジェクトは多くの人々に認知され、健康に対する関心が高まっています。フィリピン首都圏のデータでは、2万超のリーチを記録し、エンゲージメントも順調に増加しています。

この活動はフィリピンだけでなく、世界的なNCDs問題にもつながる重要なプロジェクトと位置付けられています。WHOなどでもNCDs対策が叫ばれる中で、Fumiya氏が魅力的なコンテンツを提供することで、若者たちの食への興味を引き出し、行動変容を促進することが期待されています。

今後の展望



今後も本プロジェクトでは、フィリピンの低・中間層を中心とした食育活動を継続し、NCDsの問題解決に向けて広がりを見せることが見込まれています。Fumiya氏とUNIQUEASE Corporationの連携が、フィリピンの食文化や健康意識の向上に寄与し、実際の行動に変わることが新たな希望となるでしょう。参加者たちには、健康的なライフスタイルの重要性を実感し、持続的な変化を促す教育が行われていくことでしょう。力を合わせて問題解決に向けた取り組みが進むことを期待してやみません。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人ユニカセ・ジャパン
住所
東京都足立区扇2丁目25-1扇インペリアルコート1103号室
電話番号
090-8430-7703

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