池袋で運行開始！交通安全啓蒙ラッピングバスの取り組み

交通安全啓蒙ラッピングバスが池袋で運行開始

国際興業株式会社は、池袋警察署や池袋交通安全協会と協力し、事故の防止を目的とした交通安全啓蒙のラッピングバスの運行を2023年3月21日（金）から開始しました。このバスは、池袋を中心に運行される予定で、多くの人々に交通安全の重要性を伝える役割を担います。

取り組みの背景

乗合バス業界において、バス車内での転倒事故は深刻な問題です。国際興業もこの問題を真剣に受け止め、高齢者向けの講習会や、事故防止に向けた啓蒙品の配布など、多様な取り組みを行っています。今回、池袋警察署と交通安全協会との共通の目的が形になり、事故防止を目的としたラッピングバスの運行が実現しました。このバスは、地域住民や乗客に交通安全の重要性を示すツールとして大きな役割を果たします。

ラッピングバスのデザイン

交通安全啓蒙ラッピングバスでは、池袋警察署のマスコットキャラクターである「フク太郎」と「イケ子」のイラストを用いた、視覚的にすぐにわかるデザインが採用されています。デザインは各団体の女性メンバーで構成されるプロジェクトチームが監修し、親しみやすさや柔らかさを感じられるものになっています。この工夫によって、バスを利用する幅広い層の方々に受け入れられるよう配慮されています。

さらに、車いすやベビーカーを利用する方々にも配慮した取り組みとして、池袋営業所のルートバス約50台の車内にもオリジナルステッカーが掲出され、安全な持ち方や乗車時のマナーを呼びかけています。

発表イベントとパレード

このラッピングバスの運行開始を祝って、池袋警察署と池袋交通安全協会が主催した「池袋交通安全のつどい」が3月20日（木）に開催されました。当日は、ラッピングバスの完成報告と安全運行を祈願するためのテープカットが行われ、多くの参加者が集まりました。また、警視庁の音楽隊や騎馬隊も加わるパレードが行われ、一般の人々にもラッピングバスのお披露目が行われました。

今後の展望

国際興業株式会社は、池袋の地域安全を回復し、さらなる事故防止につなげるために、今後も池袋警察署や池袋交通安全協会との連携を強化していく方針です。この取り組みが地域の交通安全意識の向上に寄与し、安全で快適なバス利用を促進することが期待されます。これからも地域の皆さんとともに、安全な交通環境を築いていくことを目指しています。