ロンドンに新たにハイパフォーマンスSolana RPCノードを導入
ELSOUL LABO B.V.とValidators DAOが協力し、ロンドンに新たな高性能Solana RPCノードを設置しました。この最先端ノードは、ハイクロックなEPYC 5世代CPUと1TBを超えるDDR5 RAMを搭載しており、英国及びヨーロッパ全域で増大する需要に応えるべく設計されています。
新ノード設置の背景
ロンドンは世界的に見ても金融業界の中心地であり、独自の強固なネットワークを構築しています。しかし、ヨーロッパ大陸と接続する際には海底ケーブルを介さなければならず、実際の距離が近くても通信の遅延が懸念されます。この新しいノードは、ロンドン地域だけでなく、周辺地域におけるレイテンシの改善も狙いとして設置されました。
具体的な技術仕様
新設ノードは、最大4.8GHzのハイクロックEPYC 5世代CPUを採用しており、Solana特有の高頻度な入出力やメモリ負荷に対してあらゆる余裕を持たせています。このことが、他の利用者に悪影響を及ぼさず、高品質な応答を可能にします。さらに、日々の運用によってデータの保持と配信挙動を見直し、安定性を確保するための改善を進めています。
将来的な計画
今後は東京とシドニーにも同様のハイパフォーマンスノードを設置予定で、8月中には追加される見込みです。また、シンガポールリージョンにも新拠点を設ける予定ですが、少々の時間を要するかもしれません。本プロジェクトは、地域ごとにネットワーク距離やトラフィック特性に応じて拡充し、さらなる低遅延を目指していきます。
ERPCが解決する課題
ELSOUL LABOが提供するRPC環境は、一般的によく見られるトランザクションの失敗やレイテンシの変動を解決することを目的としています。また、他のインフラプロバイダーによる性能制限や、ネットワーク距離が通信品質に与える影響を低減することも大きな焦点です。特に小規模なプロジェクトが高品質なインフラにアクセスしづらい現状を打破するため、私たちは研究開発と現場での検証を重ね、安定したサービスを提供し続けます。
導入とお問い合わせ
すでにロンドンの新拠点ではサービスが開始されており、Validators DAOの公式Discordにてフリートライアルを行うことが可能です。ネットワーク環境やレイテンシについての相談も受け付けており、専門チームが参加することで利用者の不安や疑問を解消します。
まとめ
私たちは今後もグローバルにSolanaプロジェクトの発展をサポートし続けます。皆様のプロジェクトが成功するよう、引き続き現場での検証や改善に努めてまいります。新たな可能性を追求し続けること。これが私たちの使命です。