新オフィスを探る
2026-03-04 15:17:37
新しいオフィスモデルを検証するIOWN(R) APNの先進技術活用
NTTドコモによる新オフィスモデルの検証
NTTドコモビジネス株式会社、NTTドコモソリューションズ株式会社、NTTアーバンソリューションズ株式会社、NTTファシリティーズが協力して、IOWN(R) APNを活用した新しいオフィスモデルの検証を行いました。これは、高度なICT機器をオフィス外に集約することにより、スペースと消費電力の両方を軽減することを目的としています。
検証の背景
近年、多くの産業でICTの利用による業務効率化が求められています。特に、建設や映像制作、製造業などでの高度な計算資源の利用が企業競争力の鍵となっているため、高性能なICT機器の設置が必要です。しかし、オフィス内にこれらの機器を設置することは、消費電力やスペースの不足、発熱対策などの面で制約があります。このため、データセンターにこれらの機器を集約し、遠隔で利用する方がエネルギー効率やスペース利用の観点から理にかなっています。
検証の概要
本検証では、都内データセンターと秋葉原の「未来のオフィス 4×SCENE(R)」、および田町グランパークの共創空間「FL@T(R)」をIOWN(R) APNで接続しました。ここでは、GPUマシンを用いてBIM環境の構築を行います。具体的には、3つのシステム構成を実施しました:
1. 非圧縮高精細映像の送信(IOWN(R) APN 100Gbps)
2. 圧縮映像の送信(IOWN(R) APN 10Gbps)
3. 一般的なインターネット回線(比較用)
この構成をもとに、10社の外部協力企業を招いて、データ転送や映像再生を体感してもらいました。
成果と評価
検証の結果、IOWN(R) APNを利用したシステムについて、90%以上の高評価を得ました。特に、安定した品質とレスポンス性能が高く評価され、多くの業務における生産性向上が期待されています。例えば、建設業ではBIM作業に対する待機時間の短縮や、ゲーム開発においては非圧縮映像の利用によるICT機器のデータセンター設置が考えられています。
さらに、サーバー室の集約により、年間約50トンのCO2削減が見込まれ、コスト削減についても初期投資の抑制が期待されています。
将来に向けて
この検証の成果は、NTTドコモビジネスの共創ワークプレイス「OPEN HUB Park」に展示され、さらなる導入を視野に入れて進められます。NTTが掲げる「光の街」づくりにおいても、IOWN(R) APNの活用による低消費電力の実現を目指しています。
この取り組みが実現されれば、企業と地域が持続可能に成長できる社会の実現に寄与し、新しい価値の創出が期待されます。これからのオフィスには、従来の制約を超えた柔軟な選択肢が求められています。
会社情報
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NTTドコモビジネス株式会社 NTTドコモソリューションズ株式会社 NTTアーバンソリューションズ株式会社 株式会社NTTファシリティーズ
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