ステーブルコイン利用の新時代、「Slash Card」が日本で発行開始
近年、デジタル資産が注目されていますが、ついに日本国内でもステーブルコインを利用したカード決済が可能になります。それが「Slash Card」です。このカードは、米国ドルにペッグされたステーブルコイン「USDC」を決済手段として使用でき、ユーザーはこれまでのクレジットカードと同じ感覚で決済を行うことができます。
サービスの概要
「Slash Card」は、2026年4月20日からの発行を予定しており、国内外のVisa加盟店で利用可能です。これにより、ユーザーはUSDCを自動で法定通貨に交換しながら買い物ができるため、ステーブルコインの利用がより手軽に実現します。本カードは、取引時にUSDCを基に決済が行われ、加盟店側には日本円などの法定通貨で支払いがされます。
この仕組みを通じて、ユーザーは複雑な手続きを意識せずに、日常の生活の中で自然にステーブルコインの恩恵を受けることができるのです。また、事前申し込みの受付は2025年6月から開始され、一般のお客様向けの申し込みも2026年8月頃に予定されています。
3社の役割と安心・安全への取り組み
このプロジェクトには、シンガポールに本社を持つSLASH VISION PTE. LTD.、東京都新宿区の株式会社アイキタス、東京都千代田区の株式会社オリエントコーポレーションが関わっています。SLASH VISIONはプログラムマネージャーとして「Slash Card」の開発と運営を担当し、アイキタスがカード発行者として顧客管理やシステム運営を行います。オリコは国際ブランド対応のためのBINスポンサー役割を果たします。
また、「Slash Card」は米ドル連動のUSDCを用いることで安全性と利便性が両立されています。国際基準のAML対策に加え、厳格な本人確認や取引のモニタリングが行われ、不正利用を防ぐための取り組みが強化されています。これにより、安心して利用できる環境が提供されています。
今後の展望
今後も3社は「Slash Card」の発行と機能の拡充を通じて、日常生活におけるステーブルコインの利用促進を目指しています。これにより、日本国内におけるステーブルコイン市場の健全で持続可能な発展に寄与することが期待されています。
企業概要
- - SLASH VISION PTE. LTD.は、2023年7月28日に設立された企業で、ステーブルコインを用いた決済ソリューションの開発を行っています。
- - 株式会社アイキタスは2009年に設立されており、決済コンサルティングやクレジット決済代行などを手がけています。
- - 株式会社オリエントコーポレーションは1954年に創業し、カードや融資事業を展開しています。
このように、日本におけるステーブルコインの利用が深化し、未来の決済手段としての可能性が高まっています。「Slash Card」がもたらす利便性と革新性に期待が寄せられています。