プリインストールアプリの実態に関する調査結果
MMD研究所が実施した調査によれば、スマートフォンのプリインストールアプリに関して、約90%のユーザーが便利であると感じていることが明らかになりました。この調査は、2011年11月29日から12月5日までの間、スマートフォンおよびフィーチャーフォンユーザーを対象に行われました。
利用者の意見
調査の結果、スマートフォンユーザーの回答を見ると、53%が「最初からアプリが入っていることで、すぐに利用できたから」と回答しています。このことから、多くのユーザーが新しいスマートフォンに付属するアプリの即時利用可能性を重視していることが伺えます。
一方で、54.8%のユーザーは「削除できない」という点に不満を抱いているといいます。このことは、不要なアプリがデバイス内に残ることへの抵抗感を示しています。また、36%のユーザーは「動作が遅くなること」を不快に感じており、快適に利用できない環境が時にストレスとなることが浮かび上がりました。
よく使用されるアプリ
利用頻度としては、SNSやソーシャルゲームが最も人気で約39.5%のユーザーが積極的に使用していることが確認されました。具体的に言えば、YouTubeやGREEといったアプリ名が挙げられ、これらは特にユーザーの間で広く利用されています。
フィーチャーフォンからの移行
また、フィーチャーフォンからスマートフォンに移行したユーザーに対しても調査が実施されました。その中で約57%のユーザーが「プリインストールアプリが入っていたら便利」と回答しており、特に継続したいサービスとして「SNS・ソーシャルゲーム」が69%で1位を占める結果となりました。これからもSMSを通じた交流やゲームが引き続き重要な役割を果たすことが期待されます。
結論
この調査結果から、スマートフォンのプリインストールアプリは多くのユーザーにとって利用しやすく、便利なものである一方で、削除不可能なことや動作の遅さといった不満点も存在することが浮き彫りになりました。今後の改善が期待される分野と言えるでしょう。
詳細な調査結果やデータについては、
MMD研究所の公式サイトから確認できます。