新ビジネスの芽生え
2025-10-31 17:41:21

愛媛県松前町で生まれる新たなビジネスの風景

地域発のビジネス創出を支援する「ローカルビジネスカレッジ」


愛媛県松前町が主催する「ローカルビジネスカレッジ(ロカジ)松前校」の第1期生による成果報告会が10月30日、松前総合文化センターで盛況に開催されました。この取り組みは、地域の中小企業や起業家を支援し、ビジネスの発展を目指すプログラムの一環として実施されています。受講生8名は、この4ヶ月間にわたる厳しい学びを通じて得た成果を発表し、多くの来場者の関心を集めました。

本プログラムの目的とは


「ローカルビジネスカレッジ」は、愛媛新聞社と東京のITコンサルティング会社ウェイビーが共同で実施する「BizG Masaki」の一環。参加者はマーケティングやデジタル活用、ブランディングなどを学び、地域特有のニーズに応じた事業改善や新規事業展開を図ることが主な目的です。この活動を通じて、松前町から新しいビジネスの芽を育てる環境を整えています。

報告会の模様と参加者の挑戦


報告会には、地元の農業、飲食業、美容業など多様な分野の受講生が登壇しました。特に注目を集めたのは、青果EC事業を営む星加崇行さん。彼は、AI技術を駆使して業務の効率化に取り組み、前年同期比約15倍の売上を達成しました。これにより、地域資源と最新のテクノロジーを融合させた挑戦の成功事例が生まれました。星加さんは、今後もさらなる成長を目指し、顧客リストの整備を行ったり、AIの理解を深めたりする考えを語りました。

挑戦者たちの顔ぶれ


報告会で登壇したのは、松前町でそれぞれのビジョンを持つ起業家たち。参加者には、例えば、美容室経営の押岡祥誠さんや、花卉農家の重松匡さん、みそ製造・販売を手掛ける田中大介さんなどが含まれます。各々が自らの事業に対して新しい視点を持ち込み、成果を出すための努力を続けています。また、特別講演として、ウェイビーのCEO伊藤健太氏が「ゼロから始めるスモールビジネス成功の方程式」と題して講演し、多くの参加者が熱心に耳を傾けました。

次期受講生の募集について


現在、第2期生の募集が進行中で、12月から2026年3月までのプログラムが予定されています。このプログラムは、松前町で事業を営む人々や起業を希望する方々に向けた内容で、実践的な指導を行います。地域の発展を共に考え、成長していく仲間を求めています。興味のある方は、ロカジ松前校の専用サイトを訪れて詳細を確認してください。

このように松前町では、地域発のビジネスを育む新たな動きが生まれており、これからの展開がとても楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社愛媛新聞社
住所
愛媛県松山市大手町1丁目12ー1
電話番号
089-935-2111

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