隠岐めし歴史探検隊
2025-08-04 10:36:01

隠岐の海幸を体験するイベント「隠岐めし歴史探検隊」開催

隠岐の海幸を体験するイベント「隠岐めし歴史探検隊」開催



2025年7月26日から28日までの間、島根県の隠岐諸島にて「隠岐めし歴史探検隊」が開催されました。このイベントは、近年その存在感が薄れてきた隠岐の郷土料理を次世代へ受け継ぐことを目的とし、参加した子どもたちは、かつて朝廷に献上された海の幸の文化や歴史を学びながら、実際に地元の食材を使った料理も体験しました。

イベントの概要


「隠岐めし歴史探検隊」は、島根県西ノ島町と海士町を舞台に、20人の参加者(小学5・6年生)が集まりました。協力団体には、隠岐の自然を守るNPO法人や漁業者などが名を連ねており、地域の文化を体験しながら学ぶ貴重な機会となりました。

1日目:隠岐の海産物の歴史を学ぶ


初日は、隠岐の海産物が歴史的な背景を持ち、奈良から平安時代にわたって朝廷に献上されていた理由について、専門家から学びました。特に、隠岐が鬼門の方角に位置していることから、縁起が良いとされていた点が強調されました。また、参加者たちは、隠岐の特産品であるイカやトビウオを使い、自ら捌く体験も行いました。丁寧な指導のもと、楽しみながら技術を習得していきました。

2日目:無人島で新鮮な海の幸をGET


2日目は、無人島の小森島での海の幸探しに挑戦。参加者たちは、潮干狩りのように自然の恵みを自ら探し出し、カサガイやカメノテ、さらにはアオウミウシなども収穫しました。午後には、彼らが採集した食材を使用し、伝統料理の「ボベ飯」や、お味噌汁、つみれ汁を自ら調理する体験を通じて、地域の食文化に触れました。

3日目:海上安全の神に参拝し、海の探検


最終日は、焼火神社に参拝し、江戸時代の北前船の寄港地として栄えた隠岐の歴史に思いを馳せました。その後、遊覧船に乗って国賀海岸や摩天崖などの絶景を楽しみながら、海の精霊とも言える洞窟探検も行いました。狭い岩窟の中での探検で、子どもたちは大いに興奮し、自然の神秘に直に触れることができました。

参加者からの感想


イベントに参加した子どもたちは、「自分たちが作った隠岐めしは最高だった」と語り、料理や体験を通して得た知識や感動を大切に感じているようです。保護者の方々からも、自然の美しさや海の重要性を子どもに教えてくれる機会に感謝の声が上がりました。

一般社団法人「海と日本プロジェクトinしまね」という団体が実施したこのイベントは、次世代に隠岐の海と食文化の魅力を伝える大切な活動となっており、今後も更なる取り組みへとつながっていくことでしょう。


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