美しい森を未来へ、アデランスの緑の森プロジェクトの成果

アデランス、静岡での森づくりが評価され知事褒賞受賞

最近、アデランスの「フォンテーヌ美しい森を取り戻すプロジェクト」が静岡県立森林公園でのアカマツ林再生活動により、令和6年度しずおか未来の森サポーター「知事褒賞」を受賞しました。この賞は、静岡県が2006年度にスタートした制度の一環で、企業や団体が森の整備に貢献する活動を促進するものです。

社会貢献活動の推進

しずおか未来の森サポーター制度には、これまでに61社が参加しており、2018年度には優秀な活動を行う企業や団体を表彰する「しずおか未来の森サポーター表彰」が設立されました。アデランスは2009年から「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を通じて、使われなくなったウィッグの回収を行い、その収益を環境保全活動に役立てています。この取り組みを通じて、これまでに10万枚以上のウィッグが回収されました。

2019年からは、静岡県立森林公園のアカマツ林再生活動に焦点を当て、新たな取り組みを開始しました。これにより、森林の復活を目指す活動が強化され、アデランスのエコサイクルがさらに進化を遂げています。

知事褒賞の受賞

このたび、同社の持続的な環境保全活動が評価され、知事褒賞を受けるに至りました。表彰式では、アデランスの取締役、鈴木実氏が登壇し、受賞の喜びを表しました。

“毎年、地ならしと植樹の活動をする中で、前年に植樹したアカマツが成長している姿を見るたびに、地道な活動を続けることが企業の社会的な責任であると実感しています。” - 鈴木実氏

参加する社員たちにも、この活動への誇りが感じられているようで、「素晴らしい活動に携われることを誇りに思う」との声も寄せられています。アデランスは今後も幸せや安心を与える美しい自然環境を、未来の子どもたちへと引き継ぐため、環境保全活動に邁進する計画です。

アデランスの植樹活動

アデランスが行う「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」では、ウィッグ回収の協力を得た顧客の売上の一部を用いて苗木を植えています。2019年4月には、静岡県と合同で「しずおか未来の森サポーター協定」を結び、静岡県立森林公園におけるアカマツ林の再生プロジェクトへの協力を始めました。

現在の活動状況

静岡県立森林公園は、アカマツ林を中心とする自然の景観が魅力の一つであり、環境省からも生物多様性保全上、重要な地域として認定されています。残念ながら、2011年の東日本大震災以降、松くい虫の影響でアカマツ林が大幅に減少しました。しかし、アデランスの活動により、今では4,900㎡の土地に550本の苗木が植えられています。

CSR活動とSDGsへの貢献

アデランスのCSR活動は、社会的価値を持つ活動の推進を目指しており、「事業と一体化した価値共創型CSR」を掲げています。また、同社は持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けても積極的に取り組んでおり、社会課題の解決を通じて持続可能な社会の実現に寄与する姿勢を見せています。

このような取り組みが、多くの人々にとっての模範となり、持続的な社会の実現に向けた一助となることを願っています。