パナソニックが新たに「おひさまエコキュート」の寒冷地モデルを発表
パナソニック株式会社の空質空調社は、特に寒冷地域を対象とした新モデル「おひさまエコキュート」を2025年7月10日に発売すると発表しました。この新製品は、高効率な電気給湯機として、昼間に太陽光による余剰電力を自家消費してお湯を沸かすことができ、昨今の再生可能エネルギーのニーズに応える形でラインアップを強化しています。
寒冷地モデルの特長
この寒冷地モデルは、気温がマイナス10℃を下回る地域に最適化されており、貯湯ユニットには凍結を防ぐためのヒーターが内蔵されています。外気温がマイナス25℃でも約80℃のお湯を沸かすことができるという驚異的な機能を持っています。さらに、「日射量シフト」という技術を使って、専用アプリ「スマホでおふろ」を通じて翌日の太陽光のデータを取得し、発電量が最も多くなる時に効率的に沸き上げを行うよう設計されています。
このシステムにより、年間の買電量を削減し、家庭の光熱費の低減に寄与することが可能です。特に、太陽光発電と組み合わせることで、CO2排出量を年間で約68%、給湯にかかる光熱費を約54%削減できるという結果が出ています。
環境への配慮と省エネ基準
今回の寒冷地モデルは、2025年度の省エネトップランナー基準を上回る性能を実現しており、年間給湯保温効率は3.0を達成しています。この性能は、給湯省エネ2025事業の補助金対象として最大17万円の助成金の受け取りが可能となります。
さらに、30度以上の屋外でも昼間の沸き上げ率を最大80%に保ち、環境に優しい自家消費をさらに促進しています。これは、カーボンニュートラルの実現に向けて重要なポイントと言えるでしょう。
新機能「うっかりアシスト」
また、家庭内でのお湯はり時の事故を防ぐために新しく搭載された「うっかりアシスト」機能も注目されています。お湯はり時に浴そう栓が閉められていない場合、約7分でお知らせし、約80リットルの無駄を節約することができます。全国で約55%の人がこの問題を経験している中、この機能は多くの家庭にとって実用的な解決策となるでしょう。
次世代のライフスタイルに向けて
パナソニックは「家族にいいことが、環境にいいことになってきた。給湯に未来基準を。」という新たなキャッチコピーを掲げ、エネルギーソリューションの提供を通じて、暮らしをより便利で快適にする提案を続けていきます。未来の住宅の省エネルギー化に貢献する「おひさまエコキュート」の登場は、消費者にとっても大きなメリットとなることが期待されます。
まとめ
寒冷地モデルの「おひさまエコキュート」は、その高いエネルギー効率と家庭内での活用方法によって、今後ますます拡大していく再生可能エネルギーの一翼を担う製品として注目されています。