災害救助犬「カミーノ」が、2月1日に6歳の誕生日を迎えます。この特別な日を祝うため、特定非営利活動法人 日本レスキュー協会がクラウドファンディングを実施しています。
クラウドファンディングの背景
災害救助犬の育成は、自然災害の際に行方不明者を捜索するために不可欠な活動です。1995年の阪神・淡路大震災を契機に、災害救助犬の重要性がより一層認識され、以来日本レスキュー協会はこの活動を支えてきました。「カミーノ」は、日々の訓練を通じて非常時に備えていますが、その育成には多くの資金が必要です。
カミーノとは
「カミーノ」とは、特に優れた嗅覚を持つ犬で、瓦礫の下に埋まった人を探し出す能力が特長です。生後3ヶ月から約4年の訓練を受けており、この過程では食費や医療費など、年間約30万円かかるとのこと。残念ながら、我国での資金援助はあまり得られておらず、民間の寄付が育成の主な支えとなっています。
支援の内容と使い道
今回のクラウドファンディングで集められる寄付金は、カミーノを含む災害救助犬の育成費用に充てられます。具体的には、食費、医療費、訓練遠征費などに使用される予定です。支援していただければ、1頭当たりの医療費や食費の一部が賄われ、彼らの成長を後押しすることができます。
参加方法
クラウドファンディングは、2025年1月17日から2月1日まで行われており、「Syncable」サイトから参加できます。多くの方々にご支援いただき、一緒にカミーノのお誕生日を祝う機会にしましょう。
日本レスキュー協会について
日本レスキュー協会は、兵庫県伊丹市に本拠地を置き、1995年に設立されました。「犬とともに社会に貢献する」という理念のもと、災害救助犬の育成やセラピードッグの育成、動物福祉の活動を行っています。皆様からの支援が、より多くの命を救うことにつながります。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
日本レスキュー協会公式サイト
災害救助犬「カミーノ」の誕生日を記念した支援で、彼らの活動を後押しし、未来の命を守る一助となりましょう。あなたの一歩が、救助犬たちの成長へつながります。