冷凍食品自動投入
2025-06-04 10:43:56

アールティが発表!冷凍食品フライヤー自動投入システム「minite®」の特長と販売情報

アールティが発売する新たな冷凍食品フライヤー自動投入システム



株式会社アールティ(東京都千代田区)は、新しい冷凍食品向けの自動投入ロボット「minite®(ミニテ)」を発表しました。このシステムは2025年6月から受注生産を開始する予定で、食品業界における働き方の改善を目指しています。

労働環境の改善と生産性向上


冷凍食品のフライヤーへの投入作業は、過酷な環境での重労働であり、作業者にとって危険を伴うものです。高温多湿の条件下での作業や、油はねによるやけどの危険性、油のにおいが体に付くことなど、様々な問題が存在します。これらの悩みを解決するために開発された「minite」は、冷凍食品のフライヤーへ自動で整列・投入を行うロボットシステムです。

「minite」の特長


「minite」には、以下の3つの革新的なポイントがあります。

1. 処理能力: 最も注目すべき点は、1時間あたり最大1600個の冷凍食品を投入できる能力です。この機能により、人手不足の解消と生産性の大幅な向上が期待されます。

2. 大型ホッパー: 300個を収容できるホッパーを搭載しており、長時間の稼働が可能です。頻繁に補充を行う必要がなく、作業効率を大幅に向上させます。

3. 移動と清掃が容易: キャスター付きの設計で、簡単に移動でき、清掃も行いやすく、衛生的な作業環境を保つことができます。

様々な食品形状に対応


「minite」は、コロッケ、白身魚フライ、カツなど、様々な形状の冷凍揚げ物に対応しています。異なる食品を取り扱う工場でも、柔軟に使用できるのが大きな魅力です。

販売情報と展示会について


販売価格は800万円(税別、設置費用別途)で、来る2025年6月3日から6月6日まで東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2025」にて実機が展示されます。この展示では、実際の稼働デモが行われ、その機能や使いやすさを体感することができます。この機会にぜひ、「minite」による新たな食品製造の可能性を検討してみてください。

アールティについて


株式会社アールティは「ロボットのいるくらし」というビジョンを掲げ、AIとロボティクス分野で最先端の技術開発を行っています。2005年に設立され、教育事業、自社開発、受託開発など、多岐にわたるビジネスを展開。特に、AI・サービスロボットに特化した人材育成やロボットミドルウェア「ROS」の普及に力を入れています。代表取締役の中川友紀子氏は、業界の発展に寄与するための活動を先導してきました。

「minite」を通じて、アールティは効率的で持続可能な未来の実現を目指し続けます。その取り組みは、作業環境を改善し、人手不足の解消に大きく貢献します。

企業についての詳細や製品に関するお問い合わせは、アールティのオフィシャルウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社アールティ
住所
東京都千代田区外神田3-9-2末広ビル3F
電話番号
03-6666-2566

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