愛媛県砥部町がWiseVineと連携協定を締結
2025年7月28日、愛媛県砥部町役場にて、株式会社WiseVineと砥部町の連携協定が締結されました。この取り組みは、予算編成及び行政評価の業務改善、さらにはデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目的としています。締結式では、WiseVineの代表取締役社長である吉本翔生氏と、砥部町長の古谷崇洋氏が署名を交わし、その後は握手を交わして互いの意気込みを確かめました。
砥部町の概要
愛媛県砥部町は、松山市に隣接する人口約20,000人の町です。地域の魅力は、250年の歴史を持つ「砥部焼」という伝統工芸品があり、100以上の窯元が存在します。また、柑橘や七折小梅といった特産品も豊富で、地域資源を生かした活力ある町づくりを進めています。町の令和7年度一般会計当初予算は約94.9億円で、経済的な基盤も築かれています。
主要な連携項目
今回の連携協定では、次の3つの主要な項目が掲げられています。
1.
予算編成業務の効率化と改善: 限られたリソースをより効果的に活用するための業務見直しやデジタル技術の導入を図ります。
2.
行政評価業務の課題解決: 業務評価を行い、サービスの質の向上に繋げる施策を展開します。
3.
DXによる業務の効率化・改善: 最新技術を駆使して業務プロセスの効率化を図ります。
WiseVineのビジョン
WiseVineは、自治体が直面する財源の減少、職員数の不足という厳しい状況下で、住民と向き合いながら効果的なサービスを提供していくために、地域の職員たちを大切に考えています。彼らが活き活きと働くことこそが、地域の発展につながると信じています。今回の取り組みを通じて、スタートアップ企業と自治体という異なる文化との融合を図り、業界初となる政策立案AIシステムを用いて、地域の課題解決への一助となりたいと考えています。
WiseVine Build & Scrapについて
「WiseVine Build & Scrap」は、限られた予算を最大限に活用するための予算編成と経営管理システムで、事業データの一元的な管理と可視化を実現します。これにより、自治体はより良い予算配分ができるようになります。
株式会社WiseVineの情報
- - 法人名: 株式会社WiseVine
- - 本社所在地: 愛媛県松山市湊町4丁目11-4 A-ONEビル3F
- - 設立: 2018年3月1日
- - 事業内容: 自治体向けの予算編成・経営管理システム「WiseVine Build & Scrap」の開発と提供
- - 公式サイト: WiseVine公式サイト
この新たな連携協定を通じて、砥部町がより住みやすい町になりますよう、私たちも見守っていきたいと思います。