地方宿泊業界における新たな可能性
近年、韓国からの訪日旅行者の増加が続いており、地方の宿泊施設もその恩恵を受けています。特に、株式会社ネットシスジャパンが提供する販売支援サービス「CoreExpress」が注目されています。このサービスは、韓国最大級のローカルOTA「NOL interparktour」との公式連携により、日本の宿泊施設が韓国市場へ直販できる機会を提供しています。
韓国インバウンド市場の成長
2025年、韓国からの訪日旅行者数は前年を大きく上回り、約9,459,605人に達する見通しです。これは、前年に比べて約7.3%の増加となります。この成長を裏付ける要因として、ティーウェイ航空やエアロKによる地方路線の拡充があります。福岡、帯広、茨城などの地方都市から韓国の主要都市への直行便が増え、利便性が改善したことにより、地方宿泊施設にとって新たな市場が開かれています。
宿泊単価の上昇
「CoreExpress」を通じて得られたデータによると、2025年の客室単価は前年比で15.9%のアップが見込まれています。これにより、全体の取扱高も前年を上回る結果が予想されています。特に直販比率が向上しており、海外OTAとの活動を通じて報告された構成比は過去最高に達しました。
もちろん、外部要因も影響を与えています。例えば、7月には地震予知情報の影響で一時的に需要が落ち込みましたが、秋夕の連休による需要の回復が見られ、予約数は持ち直しました。これらの動向が示すのは、少しの変動があっても、年間を通じた売上の成長を維持できるということです。
地方への需要シフト
販売データの地域別分析では、東京や大阪といった主要都市に加えて、福岡や北海道など地方都市の占有率が上昇しています。これは、日韓間の直行便の増加によるもので、地方空港を利用した旅行促進が進んでいることが大きな要因です。これからも、韓国からの訪日旅行は地方宿泊施設にとって重要なターゲットとなることでしょう。
実際に、愛媛県松山市のあるホテルでは、2025年秋からの直接契約プランが好評で、地方路線の広がりを追い風に、前年比で約350%の成長を遂げました。このように、地方住宿を狙ったキャンペーンは着実に実を結んでいます。
今後の展望
韓国のインバウンド市場は今後も成長が期待され、特に地方都市への需要拡大が鍵となります。「CoreExpress」の支援により、宿泊施設が海外からの集客を最大化し、収益の向上につながることが見込まれます。
「CoreExpress」は、韓国のユーザーに合わせたプロモーションや企画展への参加を通じて宿泊施設の露出を高め、直販比率の向上を実現します。また、予約ルートの最適化や販売データの可視化を通じて継続的な戦略の改善をサポートします。
NOL UNIVERSEの影響力
「CoreExpress」と連携している「NOL Universe」は、会員数が約2,900万人、月間利用者が1,800万人以上の韓国の旅行・レジャープラットフォームです。韓国国内で高い信頼性を持つこのプラットフォームは、日本の宿泊施設にとっても重要な販売チャネルとなっています。中核ブランドである「NOL interparktour」は、ホテルやレジャーの予約を一括で行えるため、韓国市場における日本の宿泊施設の競争力を引き上げています。
株式会社ネットシスジャパンは、宿泊施設向けの業務支援システムを開発し、数多の導入実績を誇ります。今後も同社は、地方宿泊施設の支援を強化し、国際市場での競争力を高める活動を展開していくでしょう。私たちもその動向を注視していきます。