女川で学ぶ海洋教育
2025-07-01 11:16:20

科学と自然を学ぶ体験型イベント、2025年女川で開催

この2025年の夏、東北の海で貴重な体験が待っています。一般社団法人タラ オセアン ジャパンは、海洋研究と海洋保全の大切さを伝える「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」の一環として、7月26日(土)に宮城県女川町で海洋教育イベント「科学でひもとく!ブルーカーボン生態系のチカラ」を実施します。このイベントは、海藻や海草などを中心とした“ブルーカーボン生態系”の重要性を、科学的観点から楽しく学ぶことができるプログラムが盛りだくさんです。

男女問わず、子どもから大人まで幅広い層を対象にしたこのイベントでは、参加者が実際に手を動かし、五感を使って学べる体験が用意されています。具体的には、セミナーに加えて、ビーチクリーン活動や生物観察、さらには実験を通じて、海と自然とのつながりを深める機会となるでしょう。特に、科学が私たちの生活や未来に与える影響についての気づきが期待されています。

また、今回の開催地である女川町は、4年前に前プロジェクトとして「Tara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査」が行われた場所であり、タラ オセアンにとっては特別なつながりを持つ場所でもあります。前回のテーマがマイクロプラスチックだったのに対し、今回は“ブルーカーボン”にフォーカスを当て、多様な生態系を学ぶ場としてリターンします。海辺でのビーチ活動から始まり、東北大学女川フィールドセンターに移動して詳しい科学的解説や実験に興じる予定です。バスでの移動を含め、全体的なプログラムが工夫されており、参加者の興味を引きつける内容となっています。

イベント情報は、以下のように詳細に設定されています。日時は2025年7月26日(土)09:15から12:30までで、受付は09:00からスタート。集合と解散は女川駅駐車場で行われ、小屋取浜や東北大学女川フィールドセンターといった場所での活動が行われます。定員は約30名で、小学3年生以上が対象です。中学生や大人の参加も歓迎です。参加費は無料で、申込はGoogleフォームからとなりますので、早めの登録をお勧めします。申込締切は2025年7月23日(水)、定員が達し次第、申し込みを終了とします。

このイベントはTara JAMBIO、東北大学大学院農学研究科、WPI東北大学変動海洋エコシステム高等研究所の共催により開催され、女川町の後援も得ています。海洋に関する知識を深め、未来の海を考えるきっかけとなる貴重な体験をお見逃しなく!

さらに、タラ オセアンジャパンは、2003年にアニエスベーが設立した海洋に特化したフランスの公益財団法人タラ オセアン財団の日本支部として、様々なプロジェクトを進めています。近年は日本の沿岸海域におけるマイクロプラスチックの調査と啓発を行った後、2024年からはブルーカーボン生態系の調査・研究にシフトし、その重要性を広く伝えています。興味のある方は、ぜひ詳細情報を公式ウェブサイトやSNSでチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
一般社団法人タラ オセアン ジャパン
住所
東京都品川区上大崎2-25-2新目黒東急ビル8階 c/o アニエスベージャパン
電話番号

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