クリーンクリートの展開
2026-07-15 10:49:12

インドネシアで実現した低炭素型「クリーンクリート®」の供給体制

インドネシアにおけるクリーンクリート®の取り組み



株式会社大林組は、低炭素型コンクリート「クリーンクリート®」の海外展開を進める中、インドネシアでの供給体制を整え、試験施工に成功しました。今回の取り組みは、海外初となる重要な一歩であり、今後の建設業界におけるカーボンニュートラルの実現に向けて大きな意味を持っています。

背景



近年の建設業界においては、CO2排出量削減が重要な課題とされています。特に、主要な資材であるコンクリートの低炭素化が求められており、これに応える形で大林組は「クリーンクリート」を開発しました。国内では既に数多くのプロジェクトで活用されていますが、海外では使用する材料や気候条件が異なるため、同様の方法での適用が困難でした。

そこで、大林組はインドネシアにおいて、現地の調達可能な材料や施工条件に合わせた柔軟なアプローチを導入することを決定しました。クリーンクリートの強度や施工性と経済性を維持しながら、低炭素化を実現するために取り組んでいます。

取り組みの概要



1. 現地製造体制の確立



インドネシアの大手生コンクリート製造業者であるPionirbeton Industri(PBI)と協力し、現地での材料調達を行いながら試験を実施しました。最終的に、日本での配合比率を30%未満に抑えつつ、従来のコンクリートと比べて60%以上のCO2排出量削減を実現するクリーンクリートの製造に成功しました。

2. 試験施工の実施



具体的な施工として、データセンター建設工事の際に仮設建物の基礎にクリーンクリートを使用しました。PBIが製造したクリーンクリートを現場へ運び、コンクリートポンプ車を使って打設を行ったところ、施工性にまったく問題がなく、仕上がりに不具合も見られない良好な結果となりました。この成功事例は今後の展開の基盤となるでしょう。

今後の展望



大林組は今後、インドネシアでのデータセンター建設を含め、さらなる建設プロジェクトにおけるクリーンクリートの適用を広げていく意向です。現地条件に適応した配合と施工方法を最適化し、持続可能なインフラ整備に貢献することが期待されています。また、海外においてもクリーンクリートの供給体制を構築し、カーボンニュートラル社会の実現に寄与していく考えです。

まとめ



大林組がインドネシアで成し遂げたクリーンクリートの供給体制確立は、建設業界における脱炭素化の重要な一歩です。今後、この技術が国内外で広がり、持続可能な社会への貢献につながることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社大林組
住所
東京都港区港南2-15-2品川インターシティB棟
電話番号

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