商標検索機能進化
2024-10-01 12:22:25

商標検索機能のさらなる進化!IP-RoBoが新データセットを導入

株式会社IP-RoBo、商標検索AIの精度向上へ



株式会社IP-RoBoは、東京都港区に本社を構える企業で、商標の登録可能性や侵害リスクを評価するためのAIサービス「TM-RoBo」を展開しています。この度、商標検索機能の精度を向上させるために、特許庁の審査データと審査基準データの二つの新しいデータセットを追加したことを発表しました。これにより、調査商標に含まれる各語の識別力に関連する指標がさらに改善されることが期待されています。

TM-RoBoの進化の背景



商標調査を支援するTM-RoBoは、2018年にリリースされました。それ以来、特許庁や裁判所の専門判断を機械学習で取り入れ、精度を高めてきました。特に、2020年に導入された商標検索機能は、従来のカタカナ称呼の入力方式を拡張し、多様な文字表記の商標も調査できるようになりました。今回の新データセットの追加により、さらに高精度な商標検索が実現します。

新たなデータセットの詳細



審査段階データセット



このデータは、特許庁の審査段階での判断や出願人の対応から作成されています。これにより、商標の識別力に関する専門家の意見が反映され、多くの分野にわたる識別力データを提供します。商標がこのデータに該当する場合、語力統計指標は低い数値が算出され、その理由も明示されます。

審査基準データセット



特許庁が公開している審査基準を基にしたデータセットです。様々な分野にわたる正確で大量な識別力データを網羅しています。これにヒットした場合も、語力統計指標が低く出力され、その根拠が示される仕組みになっています。

これらのデータセットは、AIに加えるかどうかを個別に選択できるため、利用者はより精密な判断が可能です。専門家にとっては検討材料を得やすく、商標調査の効率が一層向上するでしょう。

期待される効果



新たに追加されたデータセットにより、語力統計指標の精度が向上します。具体的には、入力商標に関連する組合せ語のTMC(分離観察される可能性に関連する指標)が精緻化され、最終的なリスク判断を支えるTMS(総合指標)の信頼性が高まります。これにより、知財部門や弁理士の負担が軽減され、事業部門やマーケティング部門も安心して商標調査を行えるようになります。

商標調査の効率化



特に、ネーミングと商標調査を同時に進めることで、時間とストレスを大幅に軽減することが期待されます。また、事業部門で簡易調査を行い、知財部門が確認する二段階調査の実施も一層容易になります。この役割分担により、商標調査の質と量を向上させることが可能となります。

TM-RoBoについて



TM-RoBoは、商標が同一または類似のものが登録されていないかを調べるためのAIで、特許庁や裁判所の専門家の判断を基にしています。主な機能としては、称呼検索や類似群コード検索、商標検索機能等があり、商標調査の業務効率を大きく改善します。

公式サイト:TM-RoBo

会社情報



  • - 社名: 株式会社IP-RoBo
  • - 所在地: 東京都港区西新橋1-22-5 新橋TSビル7階
  • - 設立: 2018年3月20日
  • - 資本金: 1067万円
  • - 事業内容: 知的財産に関するコンサルティング、ウェブサービス事業、ソフトウェア開発など
  • - お問い合わせ: [email protected]

この取り組みにより、商標調査の分野でも今後さらなる発展が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社IP-RoBo
住所
西新橋1-22-5新橋TSビル7階
電話番号
03-6205-8282

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