品川区で初の防災訓練、キッチンカーが支援
東京都品川区の大崎第二地区で、2025年11月2日に行われる『令和7年度 大崎第二地区総合防災訓練』に、株式会社シンクロ・フードが運営する移動販売プラットフォーム『モビマル』が初めて参加し、キッチンカーによる食事提供を行います。これは、品川区とモビマルの連携によって実現した新たな取り組みです。
訓練の目的と内容
今回の防災訓練は、地域の防災力を高めることを目的としており、参加者は約600名を予定しています。また、地域の中学校で行われるこの訓練では、起震車による地震体験や煙体験、応急手当の訓練など多様なプログラムが用意されています。特に防災意識の向上を目指し、子育て世代や地域住民への参加を促進しています。
モビマルの取り組み
モビマルは、防災キッチンカーとして3種のアルファ化米メニューを無償で提供します。これにより、地域住民が災害時に役立つ食材を知る機会を提供しながら、実際に防災訓練に参加してもらうことが期待されています。メニューには、ローストビーフ丼、サイコロステーキ丼、タコライスが含まれています。
防災食の重要性
防災食として活用されるアルファ化米は、長期保存が可能で栄養価も高く、非常時に役立つ食材です。モビマルによるこの取り組みは、地域住民が日常的に防災を意識するきっかけを提供することを目指しています。
主催者の声
大崎第二地区協議会の代表は、「防災訓練は毎年行っているが、キッチンカーの導入は今回が初めて。まずは皆さんに防災を身近に感じてもらうための一歩になれば嬉しい」と語りました。このような新しい試みが、より多くの方々に防災への関心を持ってもらうきっかけになることを期待しています。
今後の展望
モビマルは、今後も自治体との連携を強化し、平常時から防災意識を高めるための施策を拡大していく方針です。この取り組みを通じて、地域住民と一緒に防災を学び、災害対応力を向上させることを目指しています。地域との連携が深まることで、移動販売の新たな可能性にも期待が寄せられています。
モビマルとは
モビマルは、全国で様々な移動販売を支えており、特に地域活性化に注力しています。今後も新しい事例を積み重ね、地域社会のニーズに応えていく予定です。興味がある方は、
モビマルの公式サイトをご覧ください。