縮小市場を勝ち抜く!工務店の成長戦略とAIの活用法
2023年2月10日、一般社団法人日本優良ビルダー普及協会(JGBA)は、オンラインセミナー「縮小市場でも伸びる工務店成長戦略×AIがつくる次の10年」を実施しました。このイベントには63名が参加し、業界の最新の動向に触れる機会となりました。
このセミナーの主な講師は、静岡県浜松市の株式会社LIFEFUNDの代表取締役、白都卓磨氏です。同社は、厳しい市場環境に負けず、過去10年間に売上をなんと10.3倍に成長させた実績を持っています。白都社長は、住宅市場の縮小や資材高騰といった経済の現実を踏まえて、今後のビジネス戦略を語りました。
「住のインフラ企業」への進化
白都社長は、ただの新築住宅の提供会社ではなく、地域社会の住まいの課題を解決する「住のインフラ企業」への進化の重要性を説きました。この視点から、顧客のニーズに応えるための「マルチブランド戦略」を展開。ユニクロに代表されるように、様々なブランド展開を行い、顧客の年収や価値観の多様化に対応しています。
また、独自の営業戦略として、自社の性能を他社とリアルタイムで比較できる施設「アイスワールド」の運営を始め、パーク型出店により成約率の向上と営業担当者の戦力化を図る具体的な施策についても語りました。
AIを経営のOSに
セミナーの中で、白都氏はAIを単なるツールとしてではなく、経営の基盤「OS」として扱うべきだと強調しました。社員一人当たりの売上高を1.4〜1.5倍に引き上げることを目指し、「困り事シート」を活用して現場の問題点を洗い出し、55の具体的なAI活用事例を共有しました。さらには、社内ナレッジを学習した「AIコンシェルジュ」の導入を進めるなど、AIの導入によって業務効率を上げる仕組みの構築を図っています。
セミナーの最後には「AIを使いこなすことは魔法ではなく、企業存続・成長に向けた必須条件」と、力強いメッセージで締めくくりました。参加者からは「白都社長のマーケティング力やブランディング戦略に非常に感銘を受けた」という声や、「経営戦略が見事で、一つでも真似したい」という意見が寄せられました。
JGBAについて
一般社団法人日本優良ビルダー普及協会(JGBA)は、地域の工務店やビルダーが集まり、共に成長を目指す組織です。様々な勉強会や視察会を通じて、業界の発展に寄与する活動を行なっています。このようなイベントを通じて、情報を共有し合い、あらゆる住宅関連企業が成長するサポートをしています。今後も多角的な活動を展開し、業界全体の活性化を図っていく予定です。
企業HPや年間イベントカレンダーについては、公式サイトをご覧ください:
LIFEFUND、
JGBA。