春らんまん株式会社、バンコクでの不動産事業強化を進める
春らんまん株式会社(Haruranman Co., Ltd.)が、タイ・バンコクにおいてTAKARA REAL ESTATE(タカラホーム)の事業を譲受する契約を締結しました。この譲受は、2022年6月1日から有効となり、春らんまんの「バンコク不動産」サービスがタカラホームの事業を継承します。
バンコク不動産の移行
バンコク不動産は、2015年よりタイ在住の日本人向けに賃貸物件の仲介を行い、現在では約5万人の日本人在住者がいます。この契約により、春らんまんは得られたノウハウと知見を活かし、サービスの向上を目指すことになります。昨今は、日本企業のバンコク進出や日本人駐在員の増加に伴い、賃貸市場も活況を呈しています。このため、特に日本語でのサポートを強化することが重要視されています。
事業提携の目的
春らんまんは、グループとしての不動産事業の拡充と顧客サービスを向上させることを契機にこの事業譲渡を実施しました。これにより、日本人向けの賃貸物件仲介サービスが一層充実し、さらに顧客のニーズに応える体制が整います。今後は、事業の効率化と質の向上を図るため、バンコク不動産のサービスをリニューアルする予定です。
飲食事業との連携
春らんまんは飲食事業も展開しており、バンコク不動産とのシナジー効果を期待しています。具体的には、春らんまんが運営する「春らんまんComic Cafe & Bar」がカラオケルームを増設したり、日本人シェフによるオリジナル熟成ピザの宅配サービスを開始する計画があります。賃貸仲介を通じて物件を借りる顧客には、カラオケ・カフェスペースが初回3時間無料、そして入会金が無料となる特別サービスを提供する予定です。
会社概要
春らんまん株式会社は、バンコクに拠点を置き、不動産および飲食事業を展開しています。具体的な住所は、20/11-12 Sukhmvit soi 39, Klongton-nue, Wattana, Bangkok, THAILANDです。代表者は吉田祐三氏で、主にアパートやマンション、サービスアパートメント、オフィスなどの賃貸を手掛けています。バンコク不動産の詳細情報は、
こちらのウェブサイトで確認できます。
まとめ
今回の事業譲受は、春らんまんの不動産ビジネスにおけるブレークスルーとなり、日本人顧客にとって魅力的なサービスを提供する基盤を整えることが期待されています。今後の展開にも注目です。