老舗食堂の挑戦
2025-12-28 20:33:23

創業100年の老舗食堂が耐震工事資金をクラファンで支援募集中

創業100年の老舗食堂が今、危機を迎えています



埼玉県秩父市にある「パリー食堂」は、1927年に創業し、3代目の川邉義友さんが店を切り盛りしています。外観は昭和レトロの雰囲気を持ち、地元はもちろん、全国から観光客が集まる人気の食堂です。しかし、近年の耐震診断により、建物に深刻な問題があることが判明しました。

耐震工事の必要性



現在、パリー食堂は「大地震で倒壊の恐れあり」との診断結果を受け、耐震補強工事を行う必要があります。外壁にはひび割れが生じ、建物自体も傾きつつあるため、修繕と耐震補強には約4,000万円が必要です。しかし、埼玉県からの補助金はわずか100万円。自己資金だけでは存続が難しい状況となっています。

クラウドファンディングの挑戦



こうした危機を乗り越えるため、店は10月16日よりクラウドファンディングを開始しました。目標金額は4,000万円で、この資金はすべて耐震補強と修繕に充てられます。クラウドファンディングは12月30日まで実施され、これまでに1,300万円以上の支援が集まりましたが、目標までにはまだ2,700万円ほどの距離があります。

返礼品として、パリーオリジナルステッカーや記念木札、オリジナル丼などが用意されています。支援者の力を借りて、昭和の文化を次の世代に受け継ぐことが目標です。

話題のインフルエンサー達が支援



このクラウドファンディングには、多くの人気YouTuberやインフルエンサーが支援を表明しています。例えば、190万人以上の登録者を持つラーメンYouTuberのSUSURUさんが来店し、パリーのラーメンを絶賛する動画を投稿しました。また、546万人の登録者を抱える料理研究家リュウジさんも訪れ、支援を表明してくれました。他にも、芸能人やインフルエンサーからの応援メッセージが多数寄せられており、クラウドファンディングページにも掲載されています。

地元の声とメディアの注目



「パリー食堂」を応援する声がSNSでも広がっており、TikTokなどで多くの人々が応援しています。また、フジテレビなどのメディアにも取り上げられ、注目を集めています。報道では、その独特の昭和レトロな雰囲気や料理の魅力が紹介されています。

創業者と4代目の決意



創業者の川邉義友さんは、「地域の記憶を守りたい」という思いから、この食堂を守り続けてきました。そして、新たに4代目を迎える川邉晃希さんも、店の存続を懸けてSNSを活用したPR活動を行っています。彼の存在は、若い世代とのつながりを深め、地元の観光にも寄与することでしょう。

最後のチャレンジ



残り僅か2日での挑戦ですが、少しでも多くの方に支援をお願いしたいと、川邉さん親子は心から願っています。「崩壊寸前の老舗食堂を救え! 〜100年の昭和遺産を未来へ。祖父と孫の挑戦〜」とのプロジェクトが、皆さんの力を借りて成功しますように。是非、パリー食堂の今後にご注目ください。


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会社情報

会社名
株式会社パリー
住所
秩父市番場町19-8パリー食堂
電話番号
0494-22-0422

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