防水で現場に対応!アナログ・テックのエッジAI「AironiA」
アナログ・テック株式会社が、新たにエッジAIコンピューティングシリーズ「AironiA」を発表しました。この製品は、PCやAIを防水環境で使用することをコンセプトにしたもので、特にオフィス外や製造現場など、多様な環境におけるICT機器の設置ニーズに応えています。これまでICT機器は、環境が整えられたオフィスやデータセンターに設置されるのが一般的でしたが、近年のICT市場の進化に伴い、特に工場や店舗など新たな設置環境へのシステム要求が高まりつつあります。
背景にある市場の変化
従来、PCやサーバは水や粉塵から守るべきものとされてきましたが、IoTやAIの活用が進む中で、これらの機器がより厳しい環境で動作する必要性が増しています。アナログ・テックはこの変化に注目し、「ICT機器を環境から守る」のではなく、逆に「ICT機器が現場環境に適応する」ことを目指しました。この転換により、企業はコストや制約を軽減しながら、現場での活用を加速することができます。
AironiAの特長
AironiAは、防水性を重視した堅牢な筐体設計が特徴です。これにより、製造現場や屋外設備などの多様な環境に対して、ICT機器をそのまま設置可能な設計となっています。シリーズのモデルには、AI処理を可能とするさまざまなプラットフォーム構成が用意されており、用途に応じて選択可能です。これにより、現場でのAI活用はただの評価やテストだけでなく、実際の業務にも役立つことが期待されています。
初回ラインナップのご紹介
AIR-WP-AI-001
まず展開される「AIR-WP-AI-001」は、防水性が確保されたコンパクトなエッジAIモデルです。Hailo AIプロセッサを搭載し、画像認識やAI推論を現場で完結できる能力を持っています。このモデルは、オフィス外での設置を意識した設計で、「防水環境でPCやAIを使う」という新たな選択肢を提供します。
AIR-WP-AI-002
次に紹介する「AIR-WP-AI-002」は、高度なエッジAI処理を実現する防水対応モデルです。NVIDIA Jetson Orinを搭載し、高度な画像処理や複数モデルの同時処理が可能で、様々な現場環境に適応できます。
利用シーン
AironiAは特に以下のようなシーンでの活用が期待されています:
- - 工場や製造現場での画像検査やAIによる判定
- - 屋外設備・インフラの監視や異常検知
- - 倉庫や店舗のバックヤードにおけるAI活用
アナログ・テックは、現場で本当に使われる製品を追求し、ICT技術とものづくりの視点を融合させたソリューションを提供しています。今後の展開に大いに期待が高まります。
アナログ・テック株式会社の概要
アナログ・テックは、産業向けのコンピューティング機器の設計・提供を行うファブレスメーカーです。1994年の設立以来、現場で活用される製品の開発に力を注いでいます。