長野県飯綱町は、標高が高く冷涼な気候が特徴で、りんご栽培に最適な地域です。
「ふじ」や「シナノスイート」などの定番品種に加え、近年ではイギリス王立園芸協会から譲り受けた「ブラムリーズ・シ―ドリング」などの加工向き海外品種りんごの栽培も盛んです。
ブラムリーズ・シ―ドリングは、ジュースやシードル、ジャムなど、様々な加工品に利用され、独特の風味を生み出すことで知られています。
一方、飯綱町では、古来から伝わる和りんご「高坂林檎」の保存と栽培にも力を入れており、地元の企業や醸造所では、和りんごの特徴を活かしたジュースやシードルを開発しています。
今回のイベントでは、これらの希少種りんごの「旬の果実と加工品」を展示・陳列し、品種の来歴や特徴、製品化の様子などをパネルで紹介します。
期間中は、ジュースの試飲や生果実の試食も予定されており、希少種りんごの魅力を五感で味わうことができます。
イベントを通して、飯綱町が育む希少種りんごのストーリーに触れ、そのおいしさや奥深さを体感してみてください。