環境に優しいコーヒー焙煎工場の新たなスタート
関西アライドコーヒーロースターズの神戸工場が、サステナブルな未来に向けての重要な一歩を踏み出しました。この度、同工場は大阪ガス株式会社から供給される「カーボンニュートラルな都市ガス」と、同じく再生可能エネルギー100%の電気メニュー「D-Green RE100」を導入したのです。これにより、エネルギー消費による環境負荷を大幅に削減することを目指しています。
カーボンニュートラルな都市ガスとは?
「カーボンニュートラルな都市ガス」とは、天然ガスのライフサイクル全体で発生する温室効果ガスをCO2クレジットで相殺したガスを指します。これにより、温室効果ガスの排出を実質ゼロに近づけることが可能になります。大阪ガスの代理店であるDaigasエナジー株式会社を通じて、お得にこのエネルギーを供給することで、コーヒー焙煎の過程から環境への影響を軽減しています。
再生可能エネルギー100%の電気への切り替え
さらに、関西アライドコーヒーロースターズは「D-Green RE100」を導入し、再生可能エネルギーのみで生産された電気を使用する運用へシフトしました。このメニューは、FIT制度を利用した非化石証書により、その電力はすべて再生可能エネルギーから供給されます。このように、同工場では火力発電や原子力発電を一切使用せず、持続可能な電力供給を実現しています。
CO2排出削減の見込み
新たに導入されたこの二つの環境配慮型エネルギーの結果、関西アライドコーヒーロースターズでは年間約1500トンのCO2排出削減が見込まれています。これは、サステナブルな社会実現に向けての大きな一歩と言えるでしょう。
未来志向の企業活動
関西アライドコーヒーロースターズは、この取り組みを通じて脱炭素社会の実現に貢献するための努力を続けていくとしています。石光商事グループ全体で環境への意識を高め、持続可能な運営を目指していく姿勢を明確にしているのです。
会社概要
- - 会社名: 関西アライドコーヒーロースターズ株式会社
- - 所在地: 神戸市東灘区深江浜町12番3号
- - 設立: 1973年11月
- - 資本金: 3億3,020万円
- - 事業内容: コーヒー豆の受託焙煎加工、粉砕加工、レギュラーコーヒーの受託包装加工
- - URL: https://kacr.co.jp/
今回の取り組みは、ただのエネルギー供給の見直しにとどまらず、持続可能な未来を築くための重要な一歩であると言えます。これからの進展に、ぜひ注目していきたいところです。