DITの函館AI拠点開設
2024-11-18 10:06:45

デジタル・インフォメーション・テクノロジー、函館にAI開発拠点開設へ!地域活性化に貢献

デジタル・インフォメーション・テクノロジー、北斗市にAI開発拠点開設



北海道北斗市に、新たなAI開発拠点が誕生します。独立系システムインテグレーターのデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(DIT)は、2025年1月27日、北斗市にサテライトオフィスを開設すると発表しました。

このサテライトオフィスは、同社が函館市に開設した「DXビジネス研究部函館分室」の機能拡張として位置付けられています。函館分室での取り組みをさらに加速させ、地域活性化に貢献することを目的としています。

北斗市への進出:地域と連携した取り組み



DITは、2024年2月、北斗市とDX推進に関する連携協定を締結。この協定に基づき、デジタル人材育成、行政業務の効率化、市民サービスの向上、地域経済の活性化といった取り組みを共同で推進していきます。

北斗市役所での記者会見では、新たな拠点開設の発表とともに、具体的な計画が明らかになりました。サテライトオフィスは、新函館北斗駅前の複合施設「テテ・ホクト」2階に設置され、会議スペースやスタンディングミーティングスペースに加え、キッチンスタジオも備えています。

サテライトオフィスの役割:AI開発と地域活性化の融合



この拠点では、主に以下の3つの役割が期待されています。

1. AI開発拠点: 首都圏のAI開発案件をニアショア展開することで、開発コスト削減や開発期間短縮を実現。また、スマート農業向けのAI開発研究も推進します。
2. AI活用コミュニティ施設: AIに関心を持つ学生や企業社員のための交流拠点として機能し、地域におけるAI技術の普及促進に貢献します。
3. デジタルキッチンスタジオ: 地元の特産品を使った食のデジタル発信を行い、地域経済の活性化を後押しします。

DITのこれまでの実績と今後の展望



DITは、愛媛県松山市の事業所を成功事例として、地域活性化への取り組みを積極的に展開しています。松山事業所では、地元IT人材の採用により、60名以上の規模に成長しました。この経験を活かし、函館、そして北斗市での事業展開を進めています。

北斗市への進出は、単なる拠点開設ではなく、地域社会との緊密な連携に基づく、持続可能な地域活性化モデルの構築を目指した取り組みです。60名以上の雇用創出計画も掲げ、地域社会への貢献を積極的に行っていく姿勢を示しています。

堅実な経営基盤と成長性



DITは、14期連続増収増益を達成している、独立系IT企業です。独自のセキュリティ商品「WebARGUS」や業務自動化プラットフォーム「xoBlos」など、高い技術力と市場ニーズを捉えた商品開発で、更なる成長を目指しています。

今回の北斗市へのサテライトオフィス開設は、同社の成長戦略における重要な一歩であり、北海道におけるIT産業の発展にも大きく貢献する可能性を秘めています。

[参考情報]

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社:https://www.ditgroup.jp/
北斗市:https://www.city.hokuto.hokkaido.jp/


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会社情報

会社名
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社、北斗市
住所
電話番号

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