RepRisk、日本法人設立で東京オフィス開設に踏み出す
スイス・チューリッヒに本社を置く世界最大のESGテクノロジー企業、RepRisk AGが、日本法人「レプリスクジャパン株式会社」を設立しました。この新しい拠点は東京にオフィスを構え、日本市場における活動を本格化させます。
近年、環境・社会・ガバナンス(ESG)の重要性が飛躍的に高まっている中、RepRiskはESGリスクデータを通じて日本におけるグリーンファイナンスの普及に貢献することを目指しています。特に、今年の東京都が実施する「グリーンファイナンス外国企業進出支援事業」では、48社の候補から選ばれた6社の一つとして支援を受けることが決定しました。
RepRiskエグゼクティブ・バイス・プレジデントのAlexandra Mihailescu-Cichonは、東京オフィスの設立に際し、次のように述べています。「日本では今、グリーンファイナンスの革命が起こっていると言っても過言ではありません。レプリスクジャパンが設立され、私たちのデータが日本の金融機関や企業のサステイナブルファイナンスの発展に寄与できることを嬉しく思います。」
三菱UFJ銀行のサステナブルビジネス部門の山﨑 周氏も、RepRiskのデータが世界中の企業やプロジェクトを広くカバーしている点を評価し、ESGリスクに関する情報を迅速に提供できることの重要性を強調しています。「レピュテーション(評判)に影響を与えるESGリスクを特定し、経過を追うことが可能になるため、日本法人設立を心より歓迎します。」と彼はコメントしています。
RepRiskは、ESGデータサイエンスのパイオニアとして、2006年から15年以上にわたり、透明性のあるルールに基づいた方法論で独自のデータセットを構築してきました。現在、200,000以上の公的機関や民間企業、55,000を超えるインフラストラクチャープロジェクトに対して、ESGリスクに関する独自のリスクプロファイルを提供しています。外部情報を活用して企業のESG課題を把握するこのアプローチは、ビジネス運営において忘れてはならないチェック機能として機能しています。
RepRisk AGは1998年に設立され、AIや機械学習を用いて公開された情報を分析し、重要なESGリスクを特定することで業界をリードしています。全国の金融機関や企業が、デューデリジェンスとリスク管理の際にRepRiskのデータを利用している点からも、その信頼性と重要性が伺えます。詳細については、RepRiskの公式ウェブサイトをチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
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レプリスクジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区平河町1-6-15USビル8階
- 電話番号
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