医療・福祉業界の人事評価制度を変革するSaaS「クルージズ」の魅力とは

新たな人事評価制度を提供する「クルージズ」

千葉県館山市から発信される新しいSaaSサービス「クルージズ」が注目を浴びています。このサービスは、中小規模の医療・福祉事業者を主な対象とし、効果的な人事評価制度を簡便に構築できる仕組みを提供しています。

メインターゲットは医療・福祉業界

「クルージズ」は、特に医療や福祉業界に特化しています。この業界では、介護職員処遇改善加算などの施策により、適切な人事評価制度の整備が求められています。しかし、伝統的な評価制度に対しては「難しい」「高い」「大変」といった先入観があり、実際に導入をためらう事業者も多いのが現状です。

このような課題を受けて「クルージズ」では、職種や役職ごとに整理された3,000以上の評価指標を用意し、それを基にしたシンプルな評価シートを提供します。このシステムにより、専門的なコンサルティングを受けずとも、無料で簡単に人事評価制度を構築できるのです。

職員がやりがいを持って働くために

「クルージズ」の最大の特長は、職員がやりがいと自主性を感じながら働ける環境を作ることにあります。医療・福祉関連の資格を持つ職員たちの成果指標（KPI）はもちろん、スキル評価指標も盛り込まれています。これにより、職員それぞれの成長を支援しつつ、全体のパフォーマンスを向上させることが可能です。

無料トライアルで気軽に試せる

このサービスは30日間の無料トライアルを提供しており、気軽に導入を検討できます。その後は、1人あたり月額1500円（税込み1,650円）からのコストで利用できるため、特に中小企業のニーズにマッチしています。さらに、プレミアムプランではコンサルティングやカスタマーサクセスによるサポートが用意されており、さらなる安心を提供します。

会社概要と代表の想い

「クルージズ」を開発したのは、株式会社クルージズ・テクノロジーズです。代表の牟田健登さんは、奈良県の出身で、東京でのビジネスキャリアを経た後、館山市に移住。当初は中小企業向けに人事・経営コンサルティングを行う傍ら、このSaaSを立ち上げました。

彼のビジョンは「スタッフを育成し、やりがいを生み出し、離職を減らすシンプルかつ効果的な仕組みを提供すること」です。千葉県への恩返しの意味を込めて、館山市のまちづくりにも積極的に関与しています。