名古屋商科大学が最大360万円の給付型奨学金を実施する特別奨学生入試を発表

名古屋商科大学が特別奨学生入試を導入

名古屋商科大学は、2026年度の入試において「特別奨学生入試」を実施することを発表しました。この制度により、全国の受験生に対して最大360万円の奨学金が給付されます。この奨学金は、学生が大学での学びを一層充実させるための支援を目的としており、特に経済的な負担を軽減することに注力しています。

奨学金の概要

特別奨学生入試では、出願期間が2025年11月12日から12月2日までとなっており、試験日は12月7日です。この奨学金制度は、学びへの意欲が高い受験生を対象としており、経済的な面からのサポートによって挑戦する気持ちを後押しします。名古屋商科大学では、ハーバード流ケースメソッドを全学的に実践しているため、経済的負担を抑えながら学びを深めていく学生が求められています。

選考基準は、調査書と基礎学力型（オールマーク方式）の総合評価をもとに決定されます。試験当日には志望理由書の提出が求められますが、学校推薦書は必要ありません。併願可能な入試方式を採用しており、奨学金を受ける合格と一般合格も併せて選ばれる可能性があります。

試験内容の詳細

試験の評価は、調査書（90点）、志望理由書（10点）、学力試験（英語必須、国語・数学・日本史・世界史から2教科選択）の合計300点満点で行われます。つまり、基礎学力を重視したマークシート方式による出題内容が特徴です。経営管理課程希望者に対しては、段階評価に基づく面接も行われます。

奨学生の選考では、成績上位者が順に評価され、上位20%には4年間で最大360万円、年額30万〜90万円程度の給付が行われます。万が一、奨学生として合格しなかった場合でも、受験生が各学科の一般合格水準に達していれば一般合格という形で入学可能となりますが、奨学金は支給されません。