歴史浪漫『獅子と牡丹』
2025-01-17 19:11:12

天草四郎の埋蔵金を巡る歴史浪漫『獅子と牡丹』が登場!

天草四郎の埋蔵金を巡る壮大な物語『獅子と牡丹』



2025年1月18日、歴史浪漫を描いた漫画『獅子と牡丹』第1巻が株式会社リイド社から刊行される。「天草四郎の埋蔵金」をテーマにしたこの作品は、著者の高浜寛が手がけたものです。

物語の背景



物語の主人公は、地元の金買取業者で働く29歳の富永電(あきら)。彼は幼少期から不穏な夢に悩まされており、その夢には曇り空の海と自らの影、暗い地下トンネルが繰り返し現れます。この夢は彼の心に不安をもたらし、やがて彼の日常も影を落としていくことになります。

父はギャンブル依存症で、富永はその生活に苦しみながらも、2人で支え合って生きています。しかし、父が多額の借金を残して失踪したことで、彼の生活は一変します。夢と現実の狭間で、彼は自己を見つめ直さなければならなくなります。

高浜寛の魅力



高浜寛は熊本県天草出身で、筑波大学を卒業後、2020年に『ニュクスの角灯』で数々の賞を受賞しました。この作品でも彼の独特な視点と文化的なバックグラウンドが色濃く反映されています。彼の過去の作品は、特に海外で非常に高く評価されており、各国語に翻訳されるなどして、多くの読者に愛されています。

漫画の詳細



『獅子と牡丹』はトーチwebで連載中で、物語は単なるエンターテインメントを超えて、深いテーマ性を持つ厚みのある内容となっています。この作品は、読者に人間の闘争、希望、失望、そして再生を鮮やかに描く力を持っています。

書籍の装丁を手がけたのは、安藤公美(井上則人デザイン事務所)で、218ページの分厚い作品が期待されています。判型はA5サイズで、価格は1100円(税込)、ISBNは978-4-8458-6675-2です。

まとめ



歴史浪漫の世界に迷い込む準備は整いました。『獅子と牡丹』が描く高浜寛の新しい物語は、夢と現実の境界を探る旅のようです。天草四郎の埋蔵金を巡る壮大な冒険がどのように展開されるのか、読者のみなさんにもぜひ体験してほしいと思います。漫画としての魅力だけでなく、深い人間ドラマも楽しめるこの作品に期待が高まります。文学と漫画の間を行き来するこの作品が、どのように我々の心を打つのか、発売日を心待ちにしましょう。


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株式会社リイド社
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