食コミュの効果
2022-07-29 10:30:51
食を通じたコミュニケーションがもたらす効果とは?最新調査から探る
食を通じたコミュニケーションの実態
エバラ食品が実施した調査によると、食を通じたコミュニケーション、通称「食コミュ」を行っている人は全体の67%にのぼり、コロナ禍の影響で「全くとっていない人」の割合は前年比で13ポイントも増加しています。ただ、半数近くの人々が「週1回以上」に食コミュを楽しんでいることが分かりました。特に10代の女性に至っては、その割合が76%という高い数字に達しています。
調査では、食コミュが「楽しい」と感じている人も多く、70%を超える結果が出ています。また、92%の人が食コミュが心身の健康にも寄与すると実感しているということです。一方で、男性の食コミュの主要コンパニオンは「配偶者」であるのに対し、10代の女性には「親」が人気の傾向があります。この調査からは、コロナによる外出制限が家族と過ごす食事の重要性を再認識させたことが伺えます。
食コミュの頻度・年齢別の傾向
全国の男女を対象にした調査の結果、現在の食コミュの状況は、過去と比較して劇的に変わっています。2019年12月以前には、食コミュを「とっている」と回答した人は80.4%でしたが、現在の67%にはその減少が現れています。同時に、コロナ禍における行動制限の影響で「全く食コミュを取らない」という人の割合は増加しており、特に70代では21ポイントの大幅な上昇が見られました。これに対し、全年代で「週に1回以上」と答えた人は46.6%であり、依然として多くの人が食を通じた交流を求めています。
食コミュがもたらす心の健康
食コミュを楽しいと感じる人が多い一方で、その頻度を増やしたいと感じている人は59.7%にも上ります。一方で、40.3%は現状に満足しているため、コロナ禍の影響に合わせて新しいライフスタイルに順応していることが伺えます。特に九州・沖縄地方では、食コミュが楽しいという人の割合が高く、その需要が強いことが明らかになりました。
「食コミュは生活に不可欠」という意見にも64.6%の人が同意しており、心身の健康を強く意識した生活スタイルの一部となっています。食を介したコミュニケーションが心に良い影響を与えると感じている人の割合も高く、健康と幸福感の関連が深まっています。
誰との食コミュが最も楽しいのか?
調査によると、食コミュが最も楽しい相手は「気の合う友人」で46.6%、次いで「配偶者」が39.7%、そして「子ども」が37.1%という結果が出ました。年代別に見ると、10代では「親」が最も高い割合を占め、70代では「子ども」が57.4%となっています。
また、最も楽しさを感じるシーンは「普段の夕食」が21.7%で圧倒的な一位です。特に家庭で過ごす時間の重要性が再認識されており、家族との団らんは欠かせないものとなっています。
楽しい食コミュがもたらす影響
楽しい食コミュは多くの利点があり、多くの人々がそれによって「家族の絆」や「友人との絆」を深めると答えています。また、心の健康も保たれ、「心労やストレスが軽減される」と感じている人が38.3%にのぼります。
最後に
この調査結果から、今後も家族や友人といった大切な人々との時間を持つことの重要性が再確認されました。コロナ禍を経て、多様性のあるライフスタイルへと変化する中で食コミュの価値はますます増していくことでしょう。エバラ食品は、これからも人々が心身ともに健康で過ごせる食体験を提供し続けることを約束しています。
会社情報
- 会社名
-
エバラ食品工業株式会社
- 住所
- 横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号横浜アイマークプレイス14階
- 電話番号
-
045-226-0226