い草と空間デザイン
2026-03-27 09:24:55

フォーリサローネ2026に見るい草の新たな可能性と空間デザイン

フォーリサローネ2026に見るい草の新たな可能性と空間デザイン



日本の伝統的な素材「い草」に新たな価値を見出すサステナブルブランド「Look into Nature」が、ミラノで開催されるフォーリサローネ2026において、注目のプロジェクトを発表します。福岡市を拠点とする業務用家具メーカー、株式会社アダルが展開するこのブランドは、い草を単なる家具素材としてだけでなく、ウェルネスや建築の分野にまで展開することを目指しています。

イタリアのデザインシーンでの挑戦



「Look into Nature」は、ミラノデザインウィーク期間中、2つの異なる会場で展示を行います。一つは「Casa Starpool Milano」で、もう一つは「One Works」です。両プロジェクトは、い草の持つ特性を活かしながら、身体的な快適さと精神的な安らぎを提供する空間を提案するものです。

Starpoolとのコラボレーション



Starpoolとの共同プロジェクト「調 CHŌ WA – Crafting Balance」では、日本の「調和」の概念を基に、五感を刺激する新しいウェルネス空間をデザインします。Starpoolの先進的なウェルネステクノロジーと、Look into Natureが新たに解釈したい草素材が融合し、心と体、環境のバランスを整える体験が提供されます。

このインスタレーションでは、自然素材の持つ安心感や触感が、先進機能と組み合わさり、現代のウェルネス空間に新たな価値を加えます。これにより、従来の方法とは違ったより包括的で持続可能な体験が得られるのです。

One Worksとの協働



一方、ミラノの建築スタジオOne Worksとの協働では、「TSUKI HANA」という空間パーティションを紹介します。このプロダクトは、オープンスペースにおいて視線の連続性を保ちつつ、プライバシーを確保するために設計されています。い草の特性を生かすことで、音の吸収や視線の調整が可能であり、開放的でありながらも親密な雰囲気を醸し出します。

新コレクションの発表



新たに発表されるコレクションでは、深い黒色の「SUMI-MUSUBI」や、黒とグレーの織り「SUMI-AMI」、緑の苔を思わせる「KOKE-GOZA」、さらには錆をイメージした「SABI-GOZA」など、豊かな色彩が加わります。これにより、い草のテクスチャーが強調され、オークやウォールナットといった現代的な素材との調和が実現します。

「Look into Nature」は、い草を通じて人々に自然との調和の大切さを伝え、サステナブルなライフスタイルを促進することを目指しています。2025年にはイタリア・ミラノに現地法人も設立され、今後ますますその動きが活発化することでしょう。

アダルの理念



株式会社アダルは、創業74年を誇る業務用家具メーカーで、様々な空間に対応する製品を提供してきました。彼らのミッションは「家具を通して人の営みを支え、より豊かで快適に過ごせる空間を提供すること」。これを実現するために、全国に14拠点を持ち、80名以上の職人がこだわりを持って製品を生産しています。

公式ECサイトやライブ型ショールームを通じて全国の需要に応え、これからもさらなる進化を続けるでしょう。日本の伝統と現代のデザインが融合した新しい形のワークプレイスや生活空間が、ミラノの地でどう展開されるか、楽しみにしたいところです。


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会社情報

会社名
株式会社アダル
住所
福岡県福岡市博多区金の隈3丁目13番2号
電話番号
092-504-4141

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