株式会社ムラヤマが能登半島地震支援の為に寄付した防炎段ボール製間仕切り壁

株式会社ムラヤマ、能登半島地震に寄付した間仕切り壁について

令和6年、石川県能登地方で発生した大規模な地震は、地域社会に深刻な影響をもたらしました。このたび、この震災により亡くなられた方々に対し心よりお悔やみを申し上げ、被災者の皆様に深いお見舞いの意を表します。多くの方々が避難を余儀なくされている中で、どのようにして彼らの生活を支援できるか、様々な団体や企業が動き始めています。

その中で、株式会社ムラヤマが提供した支援策が注目されています。彼らは、避難所におけるプライバシーの確保を目的として、防炎段ボール製の間仕切り壁『段ボールパーティションキット』を開発し、これを4トントラック1台分、輪島市に寄付することを決定しました。この寄付は、1月18日に現地に発送されたとのことです。

防炎段ボール製間仕切り壁の特徴と活用

この『段ボールパーティションキット』は、株式会社トーモクとの共同開発による製品で、迅速かつ安全に仮設空間を構成する能力を活かしています。特に、災害時には避難所においてプライバシーの確保が重要であり、この製品はそのニーズに応えるために設計されています。誰でも簡単に組み立てることができるため、多様なシーンでの利用が期待されています。

さらに、この間仕切り壁は新型コロナウイルスの影響で、ワクチン接種の大規模会場でも活躍しました。医療現場においても、感染防止の一助として、その有用性が広く認知されています。

企業の社会的責任と地域への貢献

株式会社ムラヤマは、東京都江東区豊洲に本社を構える総合ディスプレイ業の企業です。展示会やスポーツイベント、式典など多岐にわたるイベントの空間づくりに携わっており、その企画やデザイン、施工までをトータルでプロデュースしています。

企業の社会的責任（CSR）として、地域貢献活動にも力を入れています。今回のような大規模災害の際には、被災地への支援を含む様々な取り組みが求められます。その中でも、迅速に応答し、具体的な支援を行う姿勢が、地域社会から高く評価される要因となるでしょう。