横浜での親子料理教室の様子
2025年8月2日、神奈川県横浜市にて、全国農業協同組合連合会(全農)が主催する「全農親子料理教室」が開催されました。本教室は小学生とその保護者を対象にしており、今年は15組、合計で30名の参加者が集まりました。教室は昨年から再開され、これまでに126回目の開催となります。
参加者たちは、全農グループ各社が提供する国産の農畜産物を使用し、夏にぴったりな料理を作る体験に挑戦しました。今回のメニューには、枝豆とひじきの混ぜごはん、夏野菜とチキンのオイスター炒め、キャベツとベーコンの卵焼き、フルーツ牛乳かんが含まれており、特に夏野菜をふんだんに使用した内容でした。
料理は、参加者が協力しながら進められ、野菜を切ったり、お米を炊いたりと、みんなが楽しく取り組んでいる様子が見られました。完成した料理を試食した子どもたちは、「クイズでたまごのことを知ったので、友達や家族にも教えたい!」と笑顔を見せ、「美味しく作れて楽しかった!」という感想が聞かれました。参加した保護者からも、「たくさんの食材を使って彩り良い美味しいメニューができ、料理に携わる良い機会になりました」との声が寄せられました。
このように全農親子料理教室は、史上最長の活動を通じて、子どもたちに料理の楽しさや食べることの重要性、国産農畜産物への理解を深める貴重な場となっています。今後も、食文化や日本の農業の大切さを伝え続けていく方針だといいます。
開催内容と提供品
今回の料理教室では、参加者が使用した材料は全農グループ各社が提供したもので、例えば、全農パールライスからは秋田県産あきたこまちやこめ油、米粉などが提供されました。また、JA全農青果センターからはズッキーニやナス、赤パプリカ、黄パプリカ、大葉など、様々な新鮮な野菜が集められました。
その他にも、JA全農たまごによる農協たまごや、全農チキンフーズからは筋なしささみが提供されるなど、安全で美味しい食材が使用されました。参加者にはレシピパンフレットや食育の情報が掲載された資料も配られ、料理の楽しさだけでなく、食育へもつながる内容となっていました。
今後の展望
全農は、これからも料理教室を通じて食文化の普及や農業の重要性を伝えていく予定です。その一環として、公式アカウント「全農広報部 食農応援」では、食・農に関するイベントやキャンペーン情報を発信しており、今後の活動に注目が集まります。これからも多くの親子がこの料理教室に参加し、楽しい料理体験を通じて食に対する理解を深めていければと願います。