モータースポーツ界にその名を轟かせる国内屈指のスポーツシートメーカー「BRIDE」が、来たる2025年5月30日から6月1日にかけて富士スピードウェイで開催される「スーパー耐久シリーズ2025 第3戦 富士24時間レース」に満を持して参戦することを発表しました。愛知県東海市に本社を構えるブリッド株式会社は、自社が運営するレース活動チーム「Team BRIDE」を擁し、様々な自動車競技の舞台で安全性と性能の限界を追求し続けています。
創業1981年、43年という長きにわたり、BRIDEは大勢や流行に左右されることなく、ひたすらに自動車レース用シートの基盤技術を磨き上げてきました。年間約1万2千脚ものスポーツシートを供給し、国内市場においては揺るぎないトップシェアを誇り、世界でも五指に入るトップメーカーとしての地位を確立しています。その主力製品であるレーシングバケットシートは、極限状態でのドライバーの姿勢保持と安全性確保において、比類なき性能を発揮しています。
今回の富士24時間レースでは、その技術力の粋を集めた最新モデル、FIA規格取得・保安基準適合の「XERO RS PLUS」を搭載したレース参戦車両「THE BRIDE FIT」(ST-5Fクラス No.4)で勝利を目指します。希望小売価格195,800円(税込)から264,000円(税込)で提供されるこの高性能シートは、長丁場の耐久レースにおいてドライバーにかかる負担を軽減しつつ、正確なドライビングをサポートする重要な要素となります。24時間という過酷なレースを走り抜くことは、製品の耐久性と安全性を実証する絶好の機会でもあり、BRIDEが掲げる「モータースポーツシートの未来を創る」という理念を体現する場となるでしょう。
Team BRIDEは、これまでも多様なカテゴリーの自動車競技に参戦し、そこで得られた知見を製品開発にフィードバックしてきました。今回の富士24時間レースへの挑戦は、スーパー耐久の舞台で初の優勝を勝ち取るという明確な目標を掲げています。これは単なるレース参戦に留まらず、BRIDEの製品が世界最高レベルの性能と安全性を兼ね備えていることを証明する試金石となります。
BRIDEは、レーシングカー用シートだけでなく、一般乗用車やトラック用、さらにはホーム・オフィス用といった幅広い分野への進出も図り、その技術と情熱を社会に還元しようとしています。今回の富士24時間レースでの活躍は、同社のブランドイメージを一層高め、新たな市場開拓にも弾みをつけることでしょう。モータースポーツの発展と、その安全性向上に貢献し続けるBRIDEの今後の動向から目が離せません。