帯状疱疹リスク追加
2024-08-29 13:58:50

ユーグレナ・マイヘルスが新たに帯状疱疹リスク検査を導入し健康管理を支援

健康リスク管理の新たな一歩:遺伝子解析サービスに帯状疱疹リスクを追加



株式会社ユーグレナが、遺伝子解析サービス『ユーグレナ・マイヘルス遺伝子解析サービス』に健康リスクとして「帯状疱疹」を新たに追加することを発表しました。このサービスは、個々人の遺伝子型を解析し、350以上の健康リスクや体質、祖先に関する情報を提供するものです。今回の追加は2024年8月から実施される予定です。

帯状疱疹とは?現代における健康リスク



帯状疱疹は、水ぼうそうウイルスが再活性化することで発症します。ウイルスは子供の頃に水ぼうそうとして感染し、完治後も体内に潜伏しています。加齢、ストレス、過労などで免疫機能が低下した際に再発しやすくなり、発疹が帯状に広がるのが特徴です。近年では、若年層でもこの疾患が増加しているという報告もあります。さらに、帯状疱疹が治った後に残る「帯状疱疹後神経痛」に悩まされる人も少なくなく、この痛みは数か月から数年続くことがあります。

ユーグレナ社およびジーンクエスト社による遺伝子解析サービスは、こうした健康リスクを早期に察知し、リスク管理をサポートすることを目的としています。解析の結果は、帯状疱疹を発症するリスクについての情報を提供しますが、体内に水ぼうそうウイルスが存在しているかどうかを示すものではありません。

遺伝子に潜む帯状疱疹リスク



今回のリスク追加にあたり、米国の研究グループが13万人以上のデータを用いて、帯状疱疹の発症と遺伝子の関連を発見しました。特にHLA遺伝子領域との関連が深いことが分かり、解析では特定のSNP(単一ヌクレオチド多型)を基にリスクを評価します。遺伝的リスクが高くても必ず発症するわけではなく、逆にリスクが低くても発症枠から逃れられない可能性もあります。これにより、個々のリスクを理解し、生活習慣に役立てることが期待されています。

帯状疱疹予防のためにできること



帯状疱疹の予防に関連して、特に50歳以上の方にはワクチン接種が推奨されています。現在のところ、二種類のワクチンがあり、発症予防効果はそれぞれ69.8%と96.6%と報告されています。医師との相談を通じて、適切な選択肢を検討することが大切です。それに加えて、バランスの取れた食生活や十分な休息、適度な運動を行うことで、免疫機能を維持することも重要です。

ユーグレナ・マイヘルス遺伝子解析サービスの特徴



このサービスは、遺伝子型を通じて個々の健康リスクや体質、祖先のルーツを分析します。がんや糖尿病などの病気のリスクを理解し、予防の為にできるアプローチを見つける手助けが得られます。遺伝子情報だけでなく、環境要因も大切であり、生活習慣の改善に役立つヒントを提供します。これにより、個々の健康をより良く管理する手助けとなるでしょう。

https://myhealth.euglena.jp/products/gene_analysis/

グローバル企業ユーグレナの挑戦



ユーグレナ社は、新しい健康管理の手法を取り入れ、個々のリスク管理を強化しています。健康リスクを把握し、個々に応じたソリューションを提供することを目指し、サステナビリティを重視した事業展開を行っています。今後も多様な検査サービスを通じて健康な社会に貢献していくことでしょう。健康管理の重要性を再認識させるこの動きは、今後の健康管理のあり方を見直すきっかけとなりそうです。


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会社情報

会社名
株式会社ユーグレナ
住所
東京都港区芝5-29-11G-BASE 田町
電話番号
03-3453-4907

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