東京バル、ハラール認証を取得
株式会社東京バルが、食に関する社会的な課題に取り組むべく、ハラール認証を取得したことを発表しました。同社は、食材の廃棄や温暖化ガスの排出、食の安全性といった問題に挑みながら、美味しさと栄養の両立を目指す食品開発を行っています。
背景と目的
東京バルは茨城県つくば市に本社を置き、2019年に設立されました。「日本の素材の魅力を世界へ発信する」ことをモットーに、カーボンニュートラルを目指しながらプラントベースの食品を開発。特に捨てられがちな野菜の部位を活用することで、美味しさだけでなく、環境にも配慮した商品を提供しています。
最近、イスラーム圏のバイヤーから要望を受け、東京バルが展開する3商品のハラール認証を取得いたしました。これにより、国内外の多くの消費者に、安心して食べられる製品を提供できるようになりました。
ハラール認証とは
ハラール認証とは、イスラム法に基づく基準を満たすことを証明する制度です。飲料や食料の生産・加工において、厳格な基準のもとで製造されたことを確認します。ハラール食品は、豚肉やアルコールといった禁じられた成分を使用せず、全ての製造過程でハラール性が確保されていることが求められます。
同社が取得したハラール認証は、原材料だけでなく、その製造過程や流通、包装にまで及びます。徹底した監査が行われ、ハラール性が担保された商品であることが証明されました。
対象商品
東京バルがハラール認証を取得した商品は、次の3つです:
1.
皮いいね(芋皮スナック)
干し芋の加工過程で廃棄されていたさつまいもの皮を最大限活用したスナック。栄養価が高く、甘味を抑えた独自製法で商品化に成功しました。
2.
THIS IS SALAD(ケールとフルーツのグラノーラ)
栄養豊富なケールを使用したグラノーラ。食物繊維やビタミン・ミネラルが多く含まれ、幅広い年代に好まれる味わいが特徴です。
3.
THIS IS SALAD(にんじんの板グラノーラフルーツ)
にんじんの甘さを活かし、朝にぴったりの一品。健康的な食生活をサポートします。
これらの製品は、いずれも東京バルの独自の手法で製造されており、日本ならではの素材の魅力を詰め込んだ商品となっています。ぜひ多くの方に試していただきたいと思います。
今後の展望
東京バルは、今後も食を通じて豊かな社会の創造に寄与するべく、アップサイクル素材や植物由来の食材の開発を続けて参ります。消費者のニーズに応える製品を提供し、安心して口にできる商品を展開していく予定です。日本の魅力を詰め込んだ新しい食文化を創造し、多様な顧客に喜ばれる製品をお届けすることが目標です。
東京バルの公式サイトは
こちらです。ぜひチェックしてください!